【パラメータをずらせ！！】起業家の思考法｜平尾丈

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起業家思考を支える「５つの力」とは？！

「起業家の思考法」を身につければ、誰でも自分の頭で考え、圧倒的な成果が出せるようになる。

はじめに

起業家の思考法を支えるのは、「５つの力」だと言います。

１）発見力・・目標を達成するために、解くべき問題を「発見」する力
２）別解力・・「自分らしく」「優れた」「別の」やり方を組み合わせ、他の誰も思いつかない「別解」を生む力
３）実現力・・別解を絵に描いた餅に終わらせず、「実現」する力
４）失敗力・・「失敗」を最小限に抑え、糧にする力
５）成長力・・ビジネスパーソンとして自らを鍛え「成長」し続ける力

中でも本書は、「別解力」が主軸です。

「別解力」とは！？

別解力とは「自分で問題や課題を発見し、その答えのない問いに対して自分の持っている知識や経験を活用して、自分なりの答えを見出していく力」です。

起業家の思考法の核となる別解力

別解力とは、「自分らしいやり方」と「別のやり方」と「優れたやり方」の交点を見出す力です。

「自分らしいやり方」・・オリジナル案のことです。
自分の経験、知見、強み、夢中になれること価値観などを反映した自分ならではのやり方です。

「別のやり方」・・逆転案のことです。
優等生案の正反対をいく、自分の強みや価値観を無視してみるなど、固定観念を脱するやり方。

「優れたやり方」・・優等生案のことです。（替えがきく・陳腐化する可能性あるもの）
大きい、多い、早い、安い、高いなど、世の中に受け入れられるやり方

すべてを満たせる打ち手で、圧倒的な成果を得ることを志向します。

「別解力」を鍛える「３１のアプローチ」とは！？

ここでは私が10年以上かけて厳選してきた「別のやり方を引き出す31のヒント」を一挙にご紹介します。

別のやり方を引き出す31のヒント

31のヒントは、３つのセクションに区分けされていて、【変える】【探す】【考える】に分けられます。

【変える】・・要素に分解して、その組み合わせを変えることを志向します。
例えば、４Ｐ、時間軸、場所、登場人物、業態、濃度、原材料などです。
濃度は、ゼロかイチかの世界ではなく、配分を変えたりることです。

【探す】・・経営資産や外部環境から逆転の要素となることを探しに行きます。
例えば、お金を払ってでも欲しいもの、いらないもの、強み・弱み、特化できる要素、タイムマシン、変数、法改正、新テック、臨界点を超えたり・特定の状況になったりすると価値ができるもの、複利になるもの、LTV、マイナスが低いものなどです。

【考える】・・考え方のアプローチです。
反対（Not A）、規模の違うもの（相似形）、哲学的、仮定法、未来はどうなるか、みんながいやがりそうなこと、アイデア結合、古い概念をアップデート、転用できるものはないか、などです。

まとめ

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