【「ありがとう」が脳を変える!?】ハーバードの研究員が教える脳が冴える33の習慣|川﨑康彦

ハーバードの研究員が教える脳が冴える33の習慣
  • どうしたら、新しい出会いを味方につけてより良い時間を生きることができるでしょうか!?
  • 実は、ここでも脳が重要かも。
  • なぜなら、脳は私たちの意に反して活動してしまうから。
  • 本書は、そんな脳を知り、脳を上手に使っていくための1冊です。
  • 本書を通じて、自分について新しい理解ができるでしょう。

脳は怠惰!?

脳の使い方は、脳自体が覚えてしまいます。脳は怠惰なので、楽な方へと流れます。だから、毎日同じようなことをしているのが、脳の理想でもあります。

でも、毎日同じような生活には、変化がありません。もちろん偉人や賢人や、発明家、イノベータには、毎日同じことをする(たとえば、スティーブ・ジョブズの服装とか・・)ありますが、それをしったからといって、自分も全部同じようにするのだ!と心に決めないほうが良いでしょう。

きっと世界で活躍した人も、同じことをする分野と、そうでない分野を決めて、新しい自分に変わっていくことを楽しむことが重要だと思います。

本書は、習慣のもっと深く、脳の使い方について言及をしていきます。考え方がワンパターンだと、同じようなところを思考がぐるぐるしてしまって、新たな視点を得ることが困難になります。

脳の使い方を変えさえすれば、このパターン化は解除されます。
自由な発想がわき上がり、脳を大きくパワーアップさせることができるのです。

脳の特定の部分ばかり使うと考え方もワンパターンになる。

変化の時代において、自分の常にアップデートしていくことは欠かせません。脳の特定の分野以外をつかって、常にワクワクした気持ちで過ごしながら、意識的に行動を変え続けていきましょう。

愛が力にかわる!?

脳に自由な発想をさせるには、それを妨げる脳のブロックを外します。

習慣01 脳を目覚めさせるキーワードは「ありがとう」

ここでまずポイントになるのが「心をオープン」でいることです。そのためには、「ありがとう」と感謝の言葉を口に出すことが、実は一番効果的で、そして簡単です!

他人に愛情や感謝を伝えると、オープンな心でいられるようになります。反対に、人はネガティブな感情に縛られると、心も身体も固くなって、固定化されてしまいます。

「ありがとう」の言葉を使って、過去のできごとや今のできごとに感謝して、周囲とのオープンな関係をつくることで、パターン化を避けることができます。結果的に自分の可能性を存分に引き出すことが、意図せず可能になるのです。

ワクワクした気持ちも、脳のリミッター解除に一役かいます。

そのために、仕事以外で自分自身が心からワクワクできる時間を1日必ず5分間持つことです。他人の視線や評価を気にすることなく、自分自身が本当にワクワクできることに熱中する時間を持ってみましょう。

もし、読書が好きであれば、書店周りも良いかも知れません。新しい刺激の中で、脳のパターン化を解除することができます。おすすめの周り方は以下のとおりです。

その1)3店舗異常の大型書店に出入りする。
その2)手に取ったときのワクワクを大事にする。
その3)本との出会いは、人との出会いだと考える。

大型書店であれば、自分にとって未知の棚を目指し、まだ知らない本との出会いを得られやすくなります。その上で、背表紙のタイトルや推薦文、表紙のデザイン、あるいは、装丁などをみながら、自分がワクワクする!という直感をもとに本を選んでみましょう。ジャンルを超えた無数の人との出会いだと考えて、本を手にとってみましょう。

その人が、ワクワクしたり、常に追いかけているジャンルに出会い、それをまた他の誰かに共有したい!と思えた瞬間が自分にとってのワクワクの入り口だと思っても良いかも知れません。

ワクワクを味方につけよう!?

本が、人との出会いであり、関わりであるように、「ワクワク」という気持ちを大切にするとご縁を広げることができます。

人との交流を楽しんでみると、脳はいつもの考え方をやめて新たな発見につながることがあります。

習慣08 「人との交流」「会話」の中に、新たな発見を求める

人との交流が脳のワンパターン化を変えて、常識を打ち砕くことが可能になります。

失敗も捉え方次第では、成功の布石となります。そもそも失敗はないのかもしれません。長い人生において、何がどうなるか、誰も予想がつかないのです。だから、オープンマインドを「ありがとう」で保ちながら、常に新しい行動や活動をし続けていくこと、それをいかに面白がるかが大切かも知れませんね。

新しい出会いを積極的に作って、運を引き寄せるという発想には、こちらの1冊「【幸運は引き寄せられる!?】その幸運は偶然ではないんです!――夢の仕事をつかむ心の練習問題|J・D・クランボルツ,A・S・レヴィン」もたいへんおすすめです。ぜひお手に取っていただき、著者との出会いにワクワクしてみてください!!

まとめ

  • 脳は怠惰!?――脳はパターンを覚えて、同じような考え方に固定化してしまいます。
  • 愛が力にかわる!?――「ありがとう」を味方に、オープンマインドを身に着けましょう。
  • ワクワクを味方につけよう!?――ワクワクの気持ちがあれば、人と積極的に関われます。
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