【自分が死ぬ日を設定すると!?】一度しかない人生を「どう生きるか」がわかる100年カレンダー|大住力

一度しかない人生を「どう生きるか」がわかる100年カレンダー
  • どうしたらよりよい人生を目指すことができるでしょうか!?
  • 実は、自分が死ぬ日を想定するということです。
  • なぜなら、人生には限りがあるからです。
  • 本書は、100年のカレンダーを見ながら、人生を設計するノウハウを知ります。
  • 本書を通じて、今日から限りある人生を生きるための思考ができます。

人生の向き合い方とは!?

もし今日が、あなたの最後の日であっても、後悔しないでしょうか?

プロローグ 過去・いま・未来をつなぐ「100年カレンダー」

すべてをやりきったのだ、と今日この瞬間でも実感して、満足して過ごすことができるでしょうか。今日が最後の日であったとしても・・。私たちは、なぜか、人生が無限にあることを想定してしまいます。なぜでしょう。死がないものとして過ごしがちになってしまいます。

大切なことは、人生は1日1日の積み重ねで作られます。一度しかない人生を「どう生きるか」を考える視点を得ることで、よりよい人生を思考を手に入れることが可能です。

100年カレンダーの使い方とは!?

100年カレンダーとは、100年分の月別カレンダーが並んでいるものです。365日×100年=365,000日が一覧で見ることができます。

これからの未来に存在するはずの「大切な日」や、あなたが「逝く日」も、このカレンダーのなかのどこかに存在しているはずです。

プロローグ 過去・いま・未来をつなぐ「100年カレンダー」

大住力さんは、ディズニーへの参画経験から、ウォルト・ディズニーの素敵な言葉を多く引用して紹介してくださいます。

Story behind the Story.

プロローグ 過去・いま・未来をつなぐ「100年カレンダー」

表面に見えているストーリーではなく、その裏に脈々と流れているもうひとつの真の見えていないストーリー、背景といえるものこそしっかり読み、見つけていこうという意味です。一度しかない人生を「どう生きるか」を見つめるために、100年のスパンで見つめることが大切です。

自分の100年は、これまでの人生の期間と、これから死ぬまでの期間に分けられます。

まずは、これまでの人生を振り返ってみましょう。人生に与えた出会いは何でしょうか。ものや人との出会いを振り返りながら、自分の人生を意味づけしていくことが大切です。

ウォルト・ディズニーも幼少期は、貧しい体験の中で、はたから見ると決して万事良好な人生とは言い難いようです。しかし、彼は、そんな幼少期の風景を世界中のディズニーランドで、一番に顧客を迎える施設、ワールドバザールで表現しました。その時があったからこそ今がある。そして、苦しい中にも見方を変えれば幸せな瞬間として輝くのであるという見立てが大切なのです。

死ぬ日がキーとなる!?

人には寿命があります。100年カレンダーの中には、自分が死ぬ日も必ず含まれます。思い切って、平均寿命から、自分の死ぬ日を想定してみましょう。死ぬことをネガティブに捉えるのではなく、あくまで一つのマイルストーンとして見ることで、それまでの時間を有益なものにするために考えることが可能になります。

ウォルト・ディズニーは、人生を生きていく上で関わってくるものを次の6つのエレメント(要素)に分類します。

  • Output(仕事)
  • Mother Earth(家族・人間関係)
  • Belongings(金・物)
  • Tool(健康)
  • Input(学び・勉強・資格)
  • New World(趣味)

6つのエレメントの内これから増やしていきたいことは何でしょうか!?

未来は、いますぐ、変えられるのです。
未来は、今日、変えられるのです。

エピローグ 未来は、いますぐ変えられる

人生を考える1冊について、こちらの投稿「【不自由な自由】もしあと1年で人生が終わるとしたら?|小澤竹俊」もぜひご覧ください。おすすめです。

まとめ

  • 人生の向き合い方とは!?――100年カレンダーを活用して、一覧で見つめることで、バックキャスティングアプローチが可能です。
  • 100年カレンダーの使い方とは!?――自分の人生を一覧します。
  • 死ぬ日がキーとなる!?――誰にでも訪れる死を可視化することで、返って有益な時間の使い方が可能になります。
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