【無意識を見える化できるか!?】無意識のすごい見える化|梯谷幸司

無意識のすごい見える化「脳内の親」から解放されれば未来は思い通り!
  • どうしたらもっと理想的な生き方につながるでしょうか。
  • 実は、「無意識」があなたを束縛しているかも知れません。
  • なぜなら、無意識というのは、幼少期の頃などに受けた記憶に関わり、意識下深くにしまわれている枠組みによって、しらずしらずに起動しているためです。
  • 本書は、30年の研究のすえ、独自の「梯谷メソッド」という心理療法を開発した梯谷幸司さんにより、研究の全貌が説かれています。
  • 本書を通じて、自分が知らずに束縛されている「無意識」を客観視できる機会を得られるでしょう。

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「無意識」を味方につける「梯谷メソッド」とは!?

私のメソッドは、人の背景にある言葉や前提、信念、思考を変え、さらに眠っている能力(潜在能力)を発揮させていくという手法です。

はじめに

梯谷幸司さんのメソッドは、「無意識」をポイントにしています。実は、人はもともと能力があるものですが、しらずしらずにその能力を解放できておらず、潜在的になってしまうというのです。「無意識」に自覚的になって、潜在的能力を引き出す視点を得ることができます。

脳の「知られざる素直さ」とは!?

ラットでの動物実験などを積み重ね、少しずつ研究は進んでいますが、すでに大変興味深い2つのレポートが提出されています。1つめは、「生き残りたいと強く思うと、脳は苦痛な記憶を保存しようとする」というもの。

「梯谷メソッド」を裏付ける有能な2つの研究報告

梯谷幸司さんのメソッドの背景となっている研究成果だそうです。なんと人の脳は、生き残りたいと強く思うと反対に、苦痛な記憶ばかりを覚えてしまうというのです。このメカニズムは、生に固執するあまり、死を無意識の内に意識してしまうから生まれます。

脳は全てを肯定的に取り、逆に動きます。これが、苦痛な記憶ばかりを保存したがる原理です。生の対比として死を意識する記憶が必要なのです。

安心したいのに危険が増す!?「逆に動く」脳の構造

「生きたいと言いたい」→「死のシーンを連想させる」→「生きたいと言える状況が創れる」という、非常に素直な脳の反応がその裏側で走っています。

死を悪いものとして捉えていると、誰もが死に向かって生きているのにもかかわらず「嫌なことが近づいてくる」と、生きることが苦痛になってくるわけです。

安心したいのに危険が増す!?「逆に動く」脳の構造

この例では、「生きたいと言いたい」というものでしたが、「お金を稼がないといけない」とか、「愛を与え続けなければいけない」とか、無意識の束縛で、あなたの脳は、あなたを予期せぬ落とし穴に落とし続けるのです。

では、どうしたら、この呪縛からとかれるのでしょうか。

「無意識」をコントロールするには?!

潜在意識の入れ物(器)を「メタ無意識」と命名したのです。

メタ無意識とは「潜在意識を入れる器」である

潜在意識は、外部刺激や情報を得た時に、発動します。そして、それには、無意識のジャッジが関係しています。このジャッジに関係しているのが、梯谷幸司さんが提唱する「メタ無意識」です。これは、器のようなイメージを持ってもらえるととらえやすいです。例えば、ごはん一膳を「どんぶり」に入れると少なく見えるけれど、「おちゃわん」に入れるとたくさんに見えます。

この「メタ無意識」は、幼少期の経験で培われてしまうそうです。色んな経験の中で、特に自分にとって悪い経験が、この「メタ無意識」を強化してしまいます。

苦しい経験とどうやって向き合うのかは、以下の引用部分が示唆をくれます。

本来あなたは何者で、天はあなたに何をさせようとしているのでしょうか。
「ナチスの強制収容所で生き延びた人々は、自分は人生に何を求めているのか?と問うのをやめ、人生は自分に何を求めているのかを問うように考え方を変えていた」

死を意識した人がたどり着いた「己の真の人生」

「自分は人生に何を求めているのか?」ではなく、「人生は自分に何を求めているのか」と問うことで、まったく別の発想をすることができます。自分主体ではなく、何か大きな存在が、影響を与えようとしていると考えれば、それを活かそう、それに意味を見出そうとすることができます。

過去の投稿「【今を生きるには、新しいOSが必要!?】青虫は一度溶けて蝶になる|藤田一照,桜井肖典,小出遥子」では、価値観のOSをアップデートすることが大切だ!といういい方で、「梯谷メソッド」の近しい考え方に触れられます。併せて読んでいただくのもおすすめです!

まとめ

  • 「無意識」を味方につける「梯谷メソッド」とは!?――脳の無意識を意識的に、働きかけるメソッドです。
  • 脳の「知られざる素直さ」とは!?――執着によって、それを求め続ける環境を実現してしまっているのです。
  • 「無意識」をコントロールするには?!――幼少期の辛い体験等に蓋をしないで、「人生は自分に何を求めているのか」という問いを通じて向き合うことで、「メタ無意識」を見直すことが可能です。

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