【相手を知ると価値が生まれる！？】誰でもできるのに９割の人が気づいていない、お金の生み出し方｜今井孝

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お金が生み出せない人が持っている７つの思い込みとは？！

本当の理由は、お金が生み出せないのではなく、
お金が受け取れない
ということなのです。

お金が生み出せない人の７つの思い込み

１）お金を生み出せるネタや商品がないって思っている
２）こんなことでお金をもらっていいの？って思ってる
３）自分よりすごい人に提供できるものはないと思っている
４）他にも同じことをできる人がたくさんいるって思っている
５）新しくて画期的なサービスでなければならないって思っている
６）知らないことだらけで勉強しなければならないって思っている
７）自分には経験も実績もないって思っている

これはすべて思い込みなのかもしれません。世の中こうだ！っていう価値観が知らず知らずのうちに、自分の言動の根底にないですか？！まずは、こんなお金にまつわる、あるいはサービスの等価交換に対するイメージを払拭することが肝心です。

お金を生み出すための正しい知識とは！？

著者である今井孝さんは、会社を辞めて独立した頃、売上が立たずに、大変苦労をされたといいます。その時、やはり上記のような思い込みがあったのだと回顧します。そして、もがきながら、セミナーを主催するようになって、少しずつ感謝の言葉が集まる中で、４つの基本的なお金に対する知識を身に着けていったといいます。

１）人間の欲求について
２）正しい目標設定について
３）ゼロから大きなお金を作っていくステップについて
４）お金と満足感の関係について

これらを知ることで、自分の対するお金の向き合いを変えることができます。ひいては、（ここが大切なところだと私も思うのですが）自分という存在価値のありのままを受け入れることができます。

１～４のポイントがありますが、マインドセットに重要なのは、１です。人間の欲求、もっと言えば、お客様の欲求によって価値が見えて、そして、対価の高い低いが変わります。この点を十分に理解することが、２～４を活かすことになります。逆に言えば、お客様の欲求を知らないままでは、商売は、できないということです。

まさに顧客価値です。どうしても自分の商品、つまりサービスに磨きをかけていくことに専念しがちです。なぜか？それは、自分でコントロールしやすいことにあります。自分のことですので、自分で努力すればいいのです。でも、本当に大切なのは、相手との関係性を見出すということなんですね。相手のことをとことん知り、何に困っているのか、何に欲求を覚えているのか、本当に欲しいものは何なのか？を徹底的に知ることが、何よりも大切なのです。なぜなら、お金というのは、それに向き合った対価なのです。

お金にまつわる正しい目標設定で、思い込みを払拭せよ！？

上記「３）ゼロから大きなお金を作っていくステップについて」と、「４）お金と満足感の関係について」は、本書を手にとって頂くとして、私がグッときた、「２）正しい目標設定について」について、触れさせていただきたいと思います。

正しい目標設定を阻む、誤解がここにもあると、今井孝さんはいいます。

次の７つの「お金に対する思い込み」を持っていないでしょうか？

１．たくさんの人に買ってもらわなければならない。
２．すべての人に認められるものを提供しなければならない。
３．お金をもらったからには結果を１００％出さなければならない。
４．差別化しなくてはならない。
５．ナンバーワンにならなければならない。
６．すごい人にならなくてはならない。
７．成功しなければ価値がない。

お金に関する７つの思い込み

実は、これは単なる思い込みかもしれません。それも、やはり相手をきちんと知ることができていないから、独りよがりが生み出す思い込みだとわたしたは捉えました。

一見、どうしたら儲かるのか？！というような利己的なテーマにも本書は見えてしまうのかもしれないのですが、実は私は、もっと奥が深いと思います。ある意味で、他者とよりよい関係を作り、組織や社会をより良くしていくための考え方の第一歩の本、であるというような捉え方もできると思います。詳しくは、ぜひ本書を手にとってご拝読ください。

お金との向き合い方は、過去の投稿「【幸せな投資とは！？】投資家が「お金」よりも大切にしていること｜藤野英人」もおすすめです！

まとめ

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