読書は、自分に続く道!?『本は人生を生き抜く最強の武器である』コ・ミョンファン,小笠原藤子

本は人生を生き抜く最強の武器である
  • 本を読み進めていくときの変化は、どんなものでしょうか。
  • 実は、ニーチェの「精神の3段階」がヒントになるかも。
  • なぜなら、これは自由の段階にほかならないからです。
  • 本書は、本を読むことについて、その効用について考える1冊です。
  • 本書を通じて、挑戦を続け、自らの人格を磨き、自由を得るためのヒントを得ます。
コ・ミョンファン,小笠原藤子
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読書は、進化していく!?

前回の投稿「読書とは、自分を知ること!?『本は人生を生き抜く最強の武器である』コ・ミョンファン,小笠原藤子」に続き、今回もこちらの1冊『本は人生を生き抜く最強の武器である 問いから始める「自分を変える読書」のすすめ』のレビューを進めていきましょう。

前回ご紹介したのは、韓国の“モチベーションの専門家”コ・ミョンファンさんによる著書『本は人生を生き抜く最強の武器である』でした。

彼の人生観は、「向かっていくことでしか、人生は手応えを返してくれない」というもの。厳しい現実の中で心と体を鍛えるように、読書という習慣を通じて自分と向き合うことが、人生を切り開く鍵になると語ります。

本書が伝えるのは、「読書とは問いを持つこと」──そして、その問いを持ち続けることでしか、自分の人生を歩むことはできないというメッセージです。
「回答する世界」に迎合するのではなく、「質問する世界」を生きる。その姿勢こそが、自分の器を知り、世界と対話しながら自分を深めていく原動力となるのです。

読書は、即効性のある成功法則ではありません。けれども、問いを蒔き、育て、静かに待つというこの営みは、努力と偶然の出会いを重ねながら、やがて人生に深い意味をもたらしてくれるはずです。
本を読む人生とは、問いを持ち続け、自分という器の輪郭を少しずつ浮かび上がらせていく人生なのです。

本を読むことは、精神の進化そのものかもしれない

──ラクダ・ライオン・子どもという3段階で考える!!

コ・ミョンファンさんは、読書という営みの中に、ニーチェが語った「精神の三段階」がそのまま現れると語ります。

第1段階:ラクダ──“耐えて運ぶ者”としての読書

最初は「ラクダ」のように、重たい荷物(知識や言葉)を背負い、
つらくても与えられた道をひたすら歩むような感覚かもしれません。
読むことは苦しく、時に退屈で、思うように進まない。

でも、それでも読む。
「なぜ、つらいのか?」と問いながら、忍耐し、黙々と読み進める。
この段階では、読書はまだ「修行」であり、「自己訓練」に近いかもしれません。

第2段階:ライオン──“自ら道を切り拓く者”としての読書

やがて、読書は「ラクダ」から「ライオン」へと変容していきます。

知識をもとに、自分の考えを持ち、自分の目的地へ向けて動き出す。
“誰かに言われたから読む”のではなく、“自分の問いに答えるために読む”段階です。

ライオンは自由です。けれども、その自由には責任とリスクが伴います。
自分だけの答えを見つける旅は、孤独で、しばしば不安にもなる。
それでも読み進めるのは、もはやそれが「自分の戦い」になっているからです。

私たちが究極的に追求すべきは、子ども段階である。

第3段階:子ども──“遊ぶように読む者”としての読書

そして最後の段階が「子ども」。
読むことに縛りがなくなり、自由に、創造的に、本と戯れ始めるフェーズです。
誰かに評価されたいからでも、知識を武装するためでもない。
ただ、面白いから読む。美しいと思えるから読む。

この段階に到達すると、読書は完全に“自分の人生と一体化”したものになります。
世界はいつでも新しく、読書は遊びであり、創造の源泉となるのです。

問いこそ重要!?

読書を苦痛な行為としてコ・ミョンファンさんは、語ります。

しかし、実際には、その苦痛は見せかけであり、自ら情報に触れて考え、そしてトランスフォーメーションしていく変化の実感なのかもしれません。

読書の苦痛とは、実際は苦しみではなく、真なる富へとつながるエネルギーの蓄積である。

自分を深め、問いを見つけ、考え続けること。
それは今すぐ成果につながらなくても、
静かに、でも確かに、自分という“器”を広げていくエネルギーとなる。

読書とは、そうした変化を引き受ける勇気そのものであり、
私たちが「ラクダ」から「ライオン」、そして「子ども」へと進化していく旅路のはじまりなのです。

実際に良書というのは、情報を単に与えてくれるのではないのです。

本当に提供してくれるのは、良質な問いです。

  • 私の人生は、私に何を求めているのか?
  • この人生を、より豊かにしていくために、必要な考え方とは何なのか?
  • 実際に目の前にある世界は、真実なのか?

そうした問いを、繰り返し問う中で、さまざまな確度で、自らを検討する精神を磨くことができる。

それが読書の効用であるのです。

問いを持ち続けるということは、答えを急がないということでもあります。
むしろ、問いを抱えながら日常を歩くことで、見えてくる景色が変わっていくのです。

その一節に何度も立ち返り、別の文脈で読み直すたびに、自分の中の「今」と対話が始まる。
読書とは、思考の鏡であり、心の静かなレッスンでもあります。

そして、繰り返し現れる問いの輪郭が、
やがて「自分自身の問い」と重なっていくとき、
本はもはや他者の言葉ではなく、自分の中から生まれた“もう一人の自分”の声となって、私たちを導いてくれます。

良書とは、そうして「問いを贈る本」であり、
その問いを受け取った私たちが、時間をかけて自分の人生に返していくことで、
ようやく“読書が完了する”のだと思います。

読書の本質とは、自分自身に回帰する思索の旅なのです。

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読書とは、道である!?

本を読むことは、自らの中に問いを巡らせ、人格を磨くための情報収集と、社会接点を増大させていきます。

そのように開かれた人格を得ながら、他者と関わりながら、活動していくことによって、自分自身の研鑽と、他者への相互刺激の中で、自分自身が役割を得ていきます。

あなたの思想や言葉、そして、行動こそが、他者のためにある状態を作ることができる。

そして、さらに読書を続ければ、その縁はさらに広がっていくのではないでしょうか。

本を読むことが人のためになりうる。本を読んで築いた自分の哲学が、人々を動かすという意味だ。

そのようにして、自分の内面を耕し、他者との関係の中で役割を得ていく。
そこにおいて、読書は単なる個人の営みを超えて、他者への贈与となっていきます。

けれども、その先には、もうひとつの読書のかたちが待っているのかもしれません。
それが、ニーチェの言う「子ども」段階──
与えられた問いを背負うのでも、社会的な使命に応えるのでもなく、ただ自由に遊ぶように読むという境地です。

子どものように本と戯れる。
意味や成果に縛られず、心が惹かれるものに身を任せ、そこに自分なりの発見と驚きを見出す。
そこには、喜びがあり、創造があり、偶然との出会いがあります。

この段階では、読書は「何かのためにするもの」ではなく、
ただ生きていることの延長として自然に立ち現れる行為になります。

そして、その姿そのものが、まわりに新たな問いを呼び起こし、
「あなたのように読んでみたい」「あなたのように生きてみたい」というインスピレーションを与えていくのです。

つまり、本を読み続けるということは、
最終的には“誰かのために読む”のではなく、
「世界そのものと遊ぶ」ように読むことへと解き放たれていく。

その姿こそが、最も自由で、最も美しい「読書の完成形」なのかもしれません。

そして、「読むこと」は、誰かのために生きることへと変わっていく。

読書とは、自分の問いを耕し、他者との関係の中で役割を育てる営みです。
それはやがて、誰かの人生にそっと光を灯すような、静かな影響力となって広がっていきます。

そして読み続けた先に現れるのが、「子ども」段階──
すべてを楽しみ、すべてを分かち合いながら、自由に世界と戯れる生き方です。

そこに到達した人々は、こう気づいているのです。

他人のために生きれば、日々が楽しくなる。
だから、そう生きる。それが自然なのだと。

読書とは、そんな“利他が巡り巡る世界観”に、私たちを導いてくれる行為なのです。
誰かの本があなたを変え、あなたの言葉がまた、誰かの人生を変えていく。
そうやって、静かに世界は変わっていくのかもしれません。

読書の終わりとは、知識の蓄積ではありません。
それはむしろ、「与える喜びに目覚めた人格」が、日々を軽やかに生きていく、その始まりなのです。

私が食べる料理が私をつくり、私が巡らす思考が私をつくり、私が出会う人が私をつくる。

読書は、その入口であり、終わりなき、絶えず変化し続ける自分に向かうための道なのです。

まとめ

  • 読書は、進化していく!?――ラクダ、ライオンを経て、そして自由な子どもへと導かれる旅路です。
  • 問いこそ重要!?――読書で得られる問いの視点こそが、自らの人格を磨き続けます。
  • 読書とは、道である!?――その過程に、自分自身が存在しています。
コ・ミョンファン,小笠原藤子
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