【活力をチャージせよ!?】休養学―あなたを疲れから救う|片野秀樹

休養学―あなたを疲れから救う
  • どうしたら、上手に休養をとって、充実した人生を作ることができるでしょうか!?
  • 実は、単に休むだけではないあるファクターが重要かも。
  • なぜなら、単なる「OFF」だけでは人間は休めないからです。
  • 本書は、休養の本質を問う1冊です。
  • 本書を通じて、やる気バリバリ、エネルギー満タンで、1日をいく方法を知るでしょう。
片野秀樹
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現代人はおつかれさん!?

現代人の仕事の多くは、知的生産になっています。常にパソコンなどのデジタルデバイスに向かって、その中で仕事をしています。物理的に身体を動かすことがないので、フィジカルに「疲れた~」と思うことは少なくても、精神面であったり、気力面が大きく削がれていることも多くあります。

こうした状態を放置しておくと、心身を病んでしまったり、そこまでいかなくても充実した1日を過ごすことが難しくなったりしてしまいます。

大切なことは、上手に休養を挟むことです。あたり前のことですが、仕事に邁進することが増えている時代、あえて考えることをしなくては導入することが難しいという人もちらほらいるのではないでしょうか。

まず、疲れ・披露にアンテナを立ててみましょう。

披露とは「痛み」「発熱」と並ぶ、人体の発する警告の1つです。「休まないと危ないよ」と知らせてくれているのです。

はじめに

そう考えると、疲れに無理をおして頑張ることが、どうもいけないことのような気もしてきますよね。気力体力続く限り頑張るという風潮がどうしても日本にはあるようですが、自分の身体の声に素直になってみることが実はとても大切なのです。

「活力」のステップを組み込みましょう!?

私たちの活動をサイクルとして捉えてみましょう。

そうして見えてくるのは、「活動→疲労→休養」の3つではないでしょうか。何らかの活動をして、疲れを感じて、休養を取って、なんとか回復して次の活動につなげていくサイクルです。

でも、よくよく考えてみると、この休養でどれだけのパワーが回復しているでしょうか。多くの人が100%と明言できないのでは?

今の日本人は休養しても50%程度しか充電できていないイメージです。そのまま活動して20%くらいまで減り、休養で50%にどうにか戻って、また活動して……。

日常のサイクルに「活力」を加えてみる

では、どうしたら100%の回復を目指せるか、ということですが、そのためには、新しいステップを導入する必要があります。

それが、「活力」です。

疲労の反対の「活力」を導入するのです。これにより、疲労だけでは50%程度の回復だったものを、100%に持っていくことが可能になります。

「活力」とは例えば、あえて軽い負荷をかけてみることを指します。「超回復理論」によると、実はあえて軽い負荷を身体にかけていくと、活力が高まることが言われています。筋力トレーニングをしている人にはおなじみのノウハウかもしれませんね。

簡単にいえば「あえて負荷をかけたトレーニングをすると、その直後はつかれて体力が低下するが、そのあと十分な休養をとることで、トレーニングをする前より体力がつく」という現象を説明した理論です。

心身を鍛える「超回復理論」とは何か

疲れたら、休みつつ、負荷をかける。これが、体力・活力回復のポイントなのです。

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「活力」は何をしたらいいの!?

では、どうやって「活力」のタスクを設定するかですが、これにもポイントがあります。

1)自分で決めた負荷であること。
2)仕事とは関係ない負荷であること。
3)それに挑戦することで、自分が成長できるような負荷であること。
4)楽しむ余裕があること。

ある種の自己投資の時間を持つということに近いかもしれませんね。例えば、ジョギングでもいいし、その他趣味のスポーツでもいい、あるいは、アウトドアでもいいかも知れません。

もしくは、一定のアウトプット、例えば、陶芸とか、初動とか、そうした一定の負荷をかける趣味的な取り組み、でも、それが単に浪費ではなくて、投資となるような活動を設定します。

こうした休養のとり方を、私は「攻めの休養」と呼びたいと思います。

守りの休養から攻めの休養へシフトしよう

投資のマインドセットを養うためには、こちらの1冊「【投資は自己肯定につながる!?】投資脳 一生お金に困らない頭を手に入れる方法|上岡正明」も大変おすすめです。ぜひあわせてご覧ください。

疲労は「未病」の状態であると定義してみましょう。未病というのはやっかいで、自覚症状があるのに、身体の健康スコアはまったく問題ない状態のことです。この未描が怖いのは、西洋医学では「問題ない状態」なので、ケアの対象からこぼれ落ちてしまうという点にあります。

未病をほうっておくことで、何らかの疾病に繋がり、あるいは心身の不調を増長させていくリスクも含み続けてしまいます。未病難民、休養難民にならないためにも、「活力」のステップを取り入れて、積極的に投資をしながら、それが結果、よりよい休養になるというポジティブスパイラルを作ってみましょう。

まとめ

  • 現代人はおつかれさん!?――多くの人が休養難民になっています。
  • 「活力」のステップを組み込みましょう!?――ちょっとした負荷が100%回復のキーです。
  • 「活力」は何をしたらいいの!?――4つのポイントをケアしながら、投資しましょう。
片野秀樹
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