【朝を使えば、人生が豊かになる!?】朝イチのひとり時間が人生を変える|キム・ユジン,小笠原藤子

朝イチのひとり時間が人生を変える
  • 限られた時間を、上手に使うためには何が必要でしょうか!?
  • 実は、朝イチがキーポイントです。
  • なぜなら、朝は、自分のための時間にしやすいためです。
  • 本書は、そんな朝イチを上手に使うための1冊です。
  • 本書を通じて、すばらしい朝を積み上げることで、人生をより良くするヒントを得られます。
キム・ユジン,小笠原藤子
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朝はどんな時間!?

本書の著者キム・ユジンさんは、米国で弁護士を取得し、韓国で活躍する方です。ハードな仕事で毎日活躍するキム・ユジンさんが、朝の効用に気づき、そして活用するまでの話が本書のテーマです。

みなさんは、朝の時間を活用することができているでしょうか!?朝はやく起きるくらいなら、ギリギリまで寝ていたい!と考える人が少なからずいらっしゃるのでは!?と思います。

人間にとって休息時間はとても大切です。特に睡眠時間を削ってしまっては、日中のパフォーマンスが上がらず、ものごとに取り組む時間が伸びたり、ミスが増えるので、さらに時間がかかり自由な時間が削られてしまったりする可能性があります。本書も睡眠時間を削ることは推奨していません。まずきちんと睡眠時間を確保した上で、朝早く起きてみることをおすすめしています。

そのためにも、休息について時間の「長さ」ではなく、「質」について理解することが大切です。

要は何をするかではなく、頭と心が何を感じているかで休息の質は左右される。

明け方は休息時間

寝ている時間の休息の他に、人間には、起きている時間の休息も重要です。日中は忙しくなるのがわかっています。だれもが、心も体も余裕を持ちづらいと思うことがあるのではないでしょうか。

朝早起きすることで、本当の余裕を知ることができます。複雑にからまった心をしばし忘れたり、見つめたりする時間を得られることに気付くでしょう。

朝早起きしてみて、誰にも邪魔されない自分の時間を作ってみましょう。そして、自分が今、何を感じていて、どんな課題に向き合っているのか、あるいは、何にワクワクしているのか・したいのかについてアンテナを立てて、自分の頭と心をメンテナンスする時間を積極的に持ってみるのです。

朝の効用とは!?

私は明け方を「自分がコントロールする時間」と称している。それ以外の時間は「運命に任せる時間」と表現している。

明け方は自分がコントロールする時間

早起きが成功して、習慣になれば、継続的に、自分のための時間を持つことができます。たとえ短くても朝に自分だけの時間を持つことができれば、人生の満足度はがらりと変わります。

時間に追われるだけでなく、時間を自分のために使うという発想を持つことができるためです。自分の人生には、自分が主導権を持っているのであると、思い出すことで、自分の人生を自ら構築することができます。

人は、自分で決定することに、悦びを見いだす生き物でもあります。その決定の積み重ねが、幸せを感じられるヒントになるのではないか、とも思われます。

単に夜できることを早朝に片付けられるからではない。私は睡眠中に夢を見るのではなく、明け方に起きて夢を叶えようと努力できるようになったのだ。

多くの成功者はすでに一日を始動している

私は早寝早起きをする。特に朝はのんびりしたい。新聞に目を通したり、コーヒーを飲んだり、子供たちの登校前に一緒に朝食をとって楽しんでいる。こんなゆとりある時間が私にはとても大切だ。

私は最初のミーティングを朝10時より前にセットするのだが、特に頭を使う会議は朝食前に行う。午後遅くの決定はできる限り避ける。午後5時になっても「これは今日できそうもない」と思うようならそこでやめて、翌朝10時に再びトライする。

私は日に8時間は睡眠をとりたい人間だ。睡眠を確保することでより良い判断ができ、エネルギーをもらい、気分も良くなる。

考えてみてほしい。上に立つ者は、少数の重要な決定を下すことになる。毎日何千もの決定をするわけではない。疲れたりイライラしたりすれば、判断の質は当然下がってしまうのだ。

────ジェフ・ベゾス  アマゾン創業者

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朝起きられる人の特徴とは!?

明け方起床を容易に成功させる人は、朝早く起きることで手にした時間に夢を叶えられること、または追加で自由な時間、すなわちボーナスタイムを確保したことを大きなご褒美と考えている。

明け方起床を楽しめる人と断念する人の違い

ボーナスタイムを確保することができれば、日常の中で自分の時間をつくり、自分を大切にすることができるため、人生が少しずつですが変わっていくことでしょう。この手応えを得ることで、さらにその人は朝早く起きる習慣を維持することができます。

まずは、夜早く寝て、朝早く起きて、自分の時間を確保してみることです。そして、それを続けていくことで、自分に生まれる余裕と変化を体感することが、習慣化のために秘訣でしょう。

睡眠サイクルは、時間をかければコントロールすることができます。最初は30分早く寝て、30分早く起きてみることです。それをたとえば、1週間程度続けてみて、定着したら、その翌週にはさらに30分早めてみるとよいでしょう。

1日のうち、たとえば1hでも自分ための時間を持つことができれば、その積み重ねが人生のベクトルを変えて、自分を変えていく力になります。

朝の活用については、こちらの投稿「【朝の過ごし方と生産性は比例する!?】朝1分間、30の習慣。 ゆううつでムダな時間が減り、しあわせな時間が増えるコツ|マツダミヒロ」もぜひご覧ください。

まとめ

  • 朝はどんな時間!?――自分でつくる、自分だけの時間です。
  • 朝の効用とは!?――誰にも邪魔されずに、自分でコントロールする時間を持てます。
  • 朝起きられる人の特徴とは!?――朝の自分時間にメリットを見出す人です。
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