【継続は、すなわち幸福！？】継続するコツ｜坂口恭平

なぜ続かないのか？

継続こそ、力なりという言葉がありますが、みなさんは、何か継続できていることはあるでしょうか。

勉強でも、早起きでも、あるいは、ダイエットでもいいかもしれません。何かを続けていくことは、あなたの人生をより良い方向へと導いてくれます。

過去の投稿「【１日１％の積み上げが、１年で約３８倍になる！？】「運がいい人」になるための小さな習慣　世界の成功者が実践するたった1分のルール｜サチン・チョードリー」でも、毎日１％の積み重ねが１年後に約３８倍の成果となって現れることが説かれていました。毎日の行動・行為は１％と小さくても、それが積み重なることで、多大な影響力を及ぼすようになるのです。

まさに、継続こそ、力なり。

でも、実際には、継続できない！や始められないよ！という方も少なくないのではないでしょうか。坂口恭平さんも次のように指摘してくれています。

多くの人は、何かをやろうとして、手をつけ始めて、無事に完成することができたとしても、それが売れないだとか、人から評価されないだとか、そういった不遇を味わい、自信を失い、徒労感ばかりを感じるゆになり、いずれはやめてしまうようです。

はじめに

あまりに、ゴールや評価、評判を気にしすぎるのも良くないことです。あなたは、あなたの好きなことをやり続ける自由があるはずです。そのことにいち早く気付き、自分の力でものごとを進めるクセを付けてみましょう。

ところで、自由という言葉、これをしっかり捉えてみることも大切です。

過去の投稿「【禅とは生活そのものである！？】はじめての大拙 鈴木大拙 自然のままに生きていく一〇八の言葉｜鈴木大拙，大熊玄」において、禅の観点から鈴木大拙さんが語ってくれているのが、自由というのは、自ら由（よりどころ）という組み合わせで作られていることを説いてくれていました。なにも、奔放・野放しな状況ではなく、自分の意志を起点にしていることが、自由なんですね。この点、認識を改めて見るのもいいかもしれません。

継続の本当の価値とは！？

坂口恭平さんは、書くこと、描くこと、そして、奏でることをずーっとつづけているといいます。別に生計のためということではなく、単にそれが好きだから、ずっと続けているといいます。ときに、それが売れたり、お金を生んだり、人と人をつなげたりするのですが、それが単に目的ではない。

ただ、それが好きだから続けているという活動が人生になっています。

継続はとても気持ちがいいです。

はじめに

売れることよりも、継続することの方が意味があると坂口恭平さんは言い切ります。

そして、この継続自体が幸福だ、と。

幸福になるための方法が、これまたむちゃくちゃ簡単だったんです。
やりたいことを継続すること、ですから。

終わりに 幸福とはなにか

たしかに、継続すること、そしてそれが、自分の好きなこと、やりたいことなら、そんなに素敵なことはありません。でも、社会に出ていく時に、どうしてか、人は自分の意志や本音を押し隠して、あるいは、忘れてしまうのかもしれません。

気づけば、会社や組織にやらされていることが当たり前になって、それはそれで継続かもしれないけれど、先に書いた「自由」ではまったくない状況に陥ってしまう・・それは、それでとてもつらいことですね。

本当に大切なのことは、自らの意志がどこにあるのかを忘れないことです。

結論は、人間は全て、すでに継続し続けています。何かを。どんな人も。やりたいことだろうが、やりたくないことだろうが。

第４章 生きている時間を、ただひたすら自分がやりたいことだけで埋めていく

あなたは、どちらを志向しますか！？

どうしたら最初の１歩を踏み出せる！？

さて、継続に向けてどうしたら１歩が踏み出せるでしょうか。大切なのは、目的や意味を過剰に見出さないことにあります。なぜなら、継続している行動自体が、すなわち、よりよい人生を形作っているからです。

そういえば、こちらの投稿「【自分の人生を生きるには！？】まじめな人ほど報われない！？ コーチング医が教える生きづらさを解放する未来型メタ思考｜清水なほみ」のイチローさんの言葉を思い出します。

努力は報われるとは限らない。もっと言えば、努力と感じている状態は、まずい。その先に行けば、きっと人には努力に見える、でも本人にはそうじゃない。そんな状態が作れれば、勝手に報われることがある

イチロー

努力を努力としてではなく、ただ、ひたすらできることが、見つかるかどうかなのですね。

あなたは、どんな１年を過ごしていくでしょうか。頑張ってやる！ではなく、自然と身体が動いてしまうような、そんなテーマやビジョンが見つかるといいですね！

まとめ