- なぜ、同じように努力しているのに、成果が出る人と出ない人がいるのでしょうか?
- 実は、その差は「潜在意識」の使い方にあるんです。
- なぜなら、私たちの行動の大半は96%の潜在意識にコントロールされているから。
- 本書は、歯科医師でありながら自己啓発の分野でも活躍する井上裕之氏が、ナポレオン・ヒルの成功哲学をベースに、潜在意識を味方につける具体的な方法を示した一冊です。
- 本書を通じて、自分を正しく認識し、明確なビジョンを持ち、エネルギーの流れを作ることで、潜在意識があなたの目標実現に向けて自動的に動き出す仕組みを理解できます。
井上裕之さんは、歯科医師として東京医科歯科大学で学び、ニューヨーク大学などで研鑽を積んだ後、東京・日比谷で歯科医院を開業された方です。
医療の現場で活躍する一方で、自己啓発の世界的権威であるジョセフ・マーフィー博士やナポレオン・ヒルの教えを深く学び、その知見を多くの人に伝える活動を続けています。
本書を執筆された背景には、井上さん自身が若い頃に読んだナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』との出会いがあります。
この本に衝撃を受け、500ページを超える内容を何度も繰り返し読む中で、潜在意識の存在を確信するに至ったそうです。そして自己啓発を自分の目標として掲げ、実践してきた経験から、潜在意識をプラスに働かせる人とマイナスに働かせる人の違いを明確にしようと考えたのです。
医療と自己啓発というふたつの専門性を持つ井上さんだからこそ、科学的な視点と実践的な知恵を融合させた、説得力のある内容を提供できるのでしょう。
自分を正しく認識する――潜在意識の本質を理解する
潜在意識を味方につける第一歩は、自分自身を正しく認識することなんです。
意識は「顕在意識」と「潜在意識」に分けられます。諸説ありますが、その割合は顕在意識4%、潜在意識96%と言われています。
つまり、私たちの行動の大半は96%の潜在意識にコントロールされているということ。
この事実を理解すると、人生は劇的に変わる可能性があるんです。
意識は「顕在意識」と「潜在意識」とに分けられます。諸説ありますが、その割合は顕在意識4%、潜在意識96%と言われています。 人間の行動の大半は96%の潜在意識にコントロールされているのです。ということからこそ、潜在意識を活用できれば、あなたの人生は劇的に変わるのです。わずか4%の世界で生きるのは、もったいないとしか言いようがないのです。
潜在意識とは、「エネルギー」であり「知恵の貯蔵庫」であると考えられています。
ここで重要なのは、自己理解までの道のりが明確になると、迷いがなくなり、必要なことを必要な時に実現できるようになるということです。
井上さんは、イチローの事例を引いて興味深い指摘をしています。
イチロー:「全然ダメでした。人間には、自分の持って生まれたバランスが絶対にある。ただ、トラとかライオンって、ウエイトトレーニングしないじゃないですか。あれが絶対だと思うんですよ。やっぱりああいう動きを身につけるには、自分が持っている本来のバランスを保っていないと、筋肉が大きくなったときに、それに支えられないから。絶対ないから、続けられないから。筋肉を大きくしたら、膝や関節にくる。当たり前のことです」
イチローでさえ、本来のバランスを崩したら、ダメなんです。
情報が多すぎるから、どれをピックアップしていけばいいかという問題があります。
本当に大切なのは、「自分の持って生まれたバランス」を知ること。
別の道を一歩踏み出すときには、大きなエネルギーを発することができるのです。
逆に、「この道を選ぶ方法はないか」と聞かれても、それがダメであれば、別の道をあきらめて行きましょうと伝えることになります。
ちょうどして行き止まりがあると、「もうダメだ」と思い込んでしまいます。
ほかのルートについては、考えようともしません。
考えないことによってさらされる悪循環に陥り、結果、ゴールにたどり着けないのです。
潜在意識を使いこなすには、まず自分を客観的に理解し、自分のエネルギーがどこに向かうべきかを知る必要があるんです。
明確なビジョンを持つ――目的と計画の決定的な違い
自分を理解したら、次は明確なビジョンを持つことが重要です。
潜在意識を使いこなせない人は、「知識と情緒」で思考を現実化させるムダにする人は、「情熱」のみで空回りするんです。
潜在意識を使いこなせない人は、「知識と情緒」で思考を現実化させるムダにする人は、「情熱」のみで空回りする
潜在意識を使いこなす人は、明確な「ミッション」「ビジョン」「目標」を持ち、それらを日々の行動に落とし込んでいます。
潜在意識をムダにする人は、ミッションやビジョンを持っていません。
具体的な目標もそれを達成する計画も持たず、結果、潜在意識も働かないのです。
ここで決定的に重要なのは、「目的のある正しい思い」と「目的のない邪道な思い」の違いです。
目的のある正しい思いに対しては、正しい結果が引き寄せられるけれども、目的のない邪道な思いに対しては、それなりの結果が引き寄せられてしまうのです。これが、潜在意識をプラスに働かせるかマイナスに働かせるかを分けるのです。
使いこなす人は、「2つのバランス」で潜在意識を稼働させるムダにする人は、ミッションやビジョンさえ、て潜在意識を封じ込める。
ただ願うだけでなく、明確な目標を持ち、それを実現させるための描きはき計画を実行に移さなければ、願望は実現しないんです。
「心に強く願うこと」と「描きさえない計画を立て、実行すること」は、願望成就にとって、いずれも「車の両輪」と言えるでしょう。
週に1時間「自分と向き合う時間」を持つムダにする人は、「無意味なストレス発散」に時間を費やす。
ただミッションやビジョンの実現を願うだけでなく、勉強をして、ミッションやビジョンに沿った情報や知識を、潜在意識の中に入れていくのです。
使いこなす人は、「行間」から本質を見つける。ムダにする人は、発信者の情報をそのまま信じるのです。
「本当にそれだけだろうか?」「それを成し遂げるために、いったいどんなことをしたんだろうか?」「なぜ、この人は成功しているのんだろうか?」――そういう疑問を持って「成功までのプロセス」を細かく分解して考えていけば、文面に書かれていない「本質」を必ず読み取れるからです。
こうした行動を読むために必要なことは、いったい何なのでしょうか。
それは「知性」です。
なぜ、知性が必要なのでしょうか。 本を読んで内容を理解したりするのは、知性がなければならないのです。知性が高い人たちですと、その人たちが言わんとしていることを理解するのであれば、あなたも知性レベルを上げなければなりません。
いずれにしても、「情報を発信している側」と「情報を受けている側」にレベルの違いがあるということを理解しなければなりません。
そして、発信らは合わせるためにするのではなく、「その言葉の原点がどこにあるのか」を、自分の頭で考えましょう。
自分の中で明確なミッションやビジョンがあれば、潜在意識はその実現のために、ひとつの方向に向かっていくことができるようになるのです。
エネルギーの流れを作る――お金・人・情報との正しい関係
自分を理解し、ビジョンを明確にしたら、最後はエネルギーの流れを作ることが重要です。
エネルギーの高い人と出会うためには、あなた自身も、その人と同等のエネルギーを持たなければなりません。
これは、ビジネスパートナーに出会うことにも、その他すべての出会いにも共通して言えることです。
エネルギーの高い人と出会うためには、あなた自身も、その人と同等のエネルギーを持たなければなりません。これは、ビジネスパートナーに出会うことにも、その他すべての出会いにも共通して言えることです。 潜在意識を使いこなす人は、引き寄せの法則を使い、魅力的なパートナーを引き寄せます。
奇跡は待つものではなく、自分で起こすものなのです。
使いこなす人は、先に与えるムダにする人は、与えられたら与える。
ここで決定的に重要なのが、お金に対する認識です。
ユダヤ人の格言の中には、こんな一節があります。
ユダヤ人の格言の中には、こんな一節があります。「貧乏は恥ではない。でも、名誉だとも思うな」 この格言の意味は、文字通り「貧乏と思うことは、決して『恥』とは思わないこと」です。 世の中の万物は、エネルギーです。お金自体も、その本質はエネルギーであり、良いお金にも悪いお金にも人の品性次第で、良いエネルギーにも悪いエネルギーにもなり、「貧乏」=「お金」「貧乏」=「お金がない」では「ないのです。ユダヤ人は、こうした格言によって、日本の太古について、よく理解しているのです。
お金の本質はエネルギーであって、それ自体には良いも悪いもないのです。
使いこなす人は、「お金の本質」を理解しています。
使いこなす人は、情報の「質」にこだわり、お金を生み出すムダにする人は、情報の「量」で得をしようとする。
つまり、「情報」=「お金」なのです。
つまり、「情報」=「お金」なのです。
社会の変化はなぜ起こるのでしょうか。
いろいろと原因が考えられますが、ひとつは人のニーズが変わるからです。
その変化はどのように起こるのでしょうか。
お金を使うからでも、お金を使えばよいのではありません。
学びにも、物にも、環境にも、自分のお金を使うことで、表面的ではない、本当に今起こっていることを肌で感じ取ることができます。
だから私は私は、得たお金は貯金するすることなく、どんどん使っています。
入ってきたお金を貯金に回すだけで、使わなければ、お金のエネルギーが淀みます。お金を動かすから、お金が回り回って自分に返ってくるのです。 筋肉を鍛めるだけでは、減退できるお金を手にすることはできません。「知識の貯蔵庫」にいい情報を入れ、エネルギーを生み出すためにも、お金を使うということは非常に大切なことなのです。
使いこなす人は、エネルギーを一点に集中させるムダにする人は、エネルギーを分散させる。
自分の情報選択や行動のすべてが、ミッションやビジョンに沿ったものになるように、潜在意識を働かせることができるようになるのです。
最後に、井上さんは本書の終章で力強いメッセージを残しています。
100%自分を信じていい!
あなたには「いい人」しか近づいてこない
あなたの中に「失敗という言葉」は存在しない
潜在意識はいつでも「あなたの味方」
あなたには上質な人生が約束されている
今、動き出そう
これらの言葉は、潜在意識を使いこなす人の確信を表しています。
短い人生の中で、「永遠に発動させることのないような資質」にばかりこだわっていては時間がもったいないんです。
潜在意識を使いこなす人は、「現状維持はありえない」ということを、よく知っています。
潜在意識の働かせ方をつかんだ方ができる人は、現状を維持しようとします。
結果、自分でも気づかないうちに、後退してしまっているのです。
潜在意識の効用については、こちらの1冊「自分は実は潜在意識に導かれている!?『すべて潜在意識のせいでした』宮増侑嬉」もぜひご覧ください。

まとめ
- 自分を正しく認識する――潜在意識の本質を理解する――人間の行動の96%は潜在意識にコントロールされています。自分の持って生まれたバランスを理解し、本来のエネルギーの方向性を知ることが、潜在意識を味方につける第一歩です。イチローの事例が示すように、自分のバランスを崩せば、どんな才能も活かせません。
- 明確なビジョンを持つ――目的と計画の決定的な違い――ミッション、ビジョン、目標を明確に持ち、それを日々の行動に落とし込むことで、潜在意識は問題直結型として働き始めます。ただ願うだけでなく、具体的な計画を立て実行すること、そして情報の本質を読み取る知性を磨くことが重要です。
- エネルギーの流れを作る――お金・人・情報との正しい関係――お金も情報も人間関係も、すべてエネルギーです。先に与えることで受け取る循環が生まれ、質の高い情報に投資することで新たな価値が生まれます。エネルギーを一点に集中させ、ミッションやビジョンに沿った選択を続けることで、潜在意識があなたの目標実現に向けて自動的に働き始めるのです。
