- どうしたらより良い精神をもとに、太く長く生きることができるでしょうか！？
- 実は、創造を続ける積極的な精神が大切かも。
- なぜなら、人間の喜びの根源がそこにあるからです。
- 本書は、思想家中村天風さんの生き方を説いた１冊です。
- 本書を通じて、健全な生き方について、ヒントを得ることができるでしょう。
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人間元来の喜びとは！？
人は何のために仕事をするのでしょうか！？それは、創造をやめたいためです。創造をして、人のために行き続けることが人の喜びにつながる。そう、中村天風さんは説きます。
働くことの楽しみとは何か。それは――創造の喜びである。
第１章 勝ち運を呼ぶ力
いままでやったことのないものごとに常にチャレンジをして、常に自分を変革し続けていくマインドセットも、創造であると言えるかも知れません。そのためには、積極的な精神を備えている必要があります。負の力ではなく、正の力を信じて、善悪を判断し続ける心がまえがなくてはなりません。
正の力でものごとを行うと、上手にできるようになります。あるいは、正しくできるようになります。そのことによって、人がついてきてくれることもあるでしょう。そうすれば、ますます自分に対して自信を持つことができます。自信とは、自分を信じると書きます。自分の何を信じるか――それは、心構えでしょう。自分の心の向く先はこれで良かったのだと認識することで、次の行動を自ら検討することができるようになります。
次々に繰り出される行動の中で、さらに人との良縁が広がり、さらに世界を変えていく力になります。
周囲への影響を考えよ！？
自分の世界は、自分が影響を及ぼせる範囲のことです。企業や組織の中で上席を任せられるようになると、その責任の範囲とともに、影響力の範囲も拡大します。いやでも、影響を与えてします人間になるといえるかも知れません。影響を与える人間として、責任が伴います。なぜなら、人の人生や考え、行動にまで、もしかしたら影響を与え、もしかしたら一生の生活や仕事ぶりを決定づける可能性があるからです。
上に立つ者は、こうした影響の責任を持ちながら、自らを律する覚悟が不可欠です。
否が応でも、周りの人に自分の存在の影響を与えざるを得ない。とすれば、やはり自分が勝ち運の源としての影響を与える心がけがなければならない。
第１章 勝ち運を呼ぶ力
中村天風さんは、この心がけを持つためには、まずは笑顔！と説きます。
「１日笑顔で生き抜いてみる」その中から、新しい世界が見えると。
勝ち運を呼ぶためには、上述の通り、正の力を使う必要があります。正の力は笑顔によってもたらされます。正しい笑顔で１日を過ごすことによって、感謝と喜びで周囲を鼓舞し、よりよい影響を与えていくことが可能になります。
勝ち運を呼ぶためには、どんな場合でも、自分の周りに喜びが漲るようにしておかなければならない。
第１章 勝ち運を呼ぶ力
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人生に大切な６つの力とは！？
この６つの力とは、
- 体力
- 精力
- 判断力
- 能力
- 胆力
- 判断力
としています。
人生の根本に結びつく力の存在をいかに感じ、鍛えることができるのか？を考えてみてもいいのかも知れません。
そのためにも、
１）自分の能力に限界があることを思っては行けず、
２）自分の行為そのものが説得力を持っていることを感じ、
３）存在感を意識し、周囲へのよりよい影響をもたらすことを肝に銘じる。
そんな生き方を続けていくことが重要なのです。
多くの体験を積み、自分で解釈をして経験として、蓄え、さらに力を発揮できる自分になり続けるようにしましょう。
天風先生がはっきりとおっしゃっているのは「事業に成功するためには、自分が欲望から離れ、自分の目的とするものは何かを考え、その通り実行することである」と。
第２章 自己の生命力に輝きを
大切なのは、自分の志と向き合うこと。これを作り出すことです。
心に志ががあれば、目はおのずから中庸に立ち、決して片寄ることはない。そのとき、大地に横たう川の姿と、その行く川の水の流れとが同時に目に入る。孔子の言う「変わらざるものと変わりゆくもの」の二つの姿を見ることができたとき、われわれは時代の潮流を生かして、機運に乗り、それを自らの勝ち運にもっていくことも可能となる。
第２章 自己の生命力に輝きを
こちらの中村天風さんに関する１冊「【やればできる！！】中村天風一日一話｜財団法人中村天風会」もぜひあわせてご覧ください。
まとめ
- 人間元来の喜びとは！？――創造を止めないことです。
- 周囲への影響を考えよ！？――上に立つものほど、周囲に影響を与えてしまうものです。
- 人生に大切な６つの力とは！？――６つの力を意識して、志のもと磨き続けましょう。
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