【勉強以前が、モンダイ!?】なぜか結果を出す人が勉強以前にやっていること|チームドラゴン桜

なぜか結果を出す人が勉強以前にやっていること
  • どうしたら、学習を楽しく続けることができるでしょうか!?
  • 実は、勉強以前に注目すると突破口があるかもしれません。
  • なぜなら、勉強は準備が大切だからです。
  • 本書は、チームドラゴン桜による、勉強を考える1冊です。
  • 本書を通じて、勉強とは何で、自分にとってどのような方法があるのか、について考えるヒントを得ます。
チームドラゴン桜
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勉強の心構えとは!?

まず、勉強をする心構えとして大切なことは、勉強「以前」をしっかり考え対応するということです。何を勉強しようとしているのか、そしてそれはどんな目的があるのか、を振り返りながら、得意不得意、好き嫌いを洗い出します。これをなくして、勉強の方針を立てることは不可能であるというスタンスを持ちましょう。

チームドラゴン桜は、漫画『ドラゴン桜2』の制作・情報提供のために発足した「勉強法研究のスペシャリスト集団」です。現役東大生や有名予備校講師、大学の准教授など、多くの人が結集し、次のような活動をしています。

  • 東大生300人以上にアンケートを実施し、彼ら彼女らの勉強の仕方、使っていた参考書、生活習慣、目標達成のための試行錯誤の仕方などのデータを収集
  • 彼らに細かくインタビューして、大学の教育学部の先生からも意見を聞きながら分析
  • 分析結果をもとに、全国の学校現場で「リアルドラゴン桜プロジェクト」を実施、学生からの生の意見を収集
  • これらのことを、東洋経済オンラインをはじめとするネットメディアや書籍で公開

こうした活動をする中、勉強の成果がでやすい学生や人を分析すると次のような工夫をしていたと言います。

勉強「以前」に、ある工夫をしていたからです。
その工夫こそ、自分に合った勉強法、努力の仕方を、オーダーメイドでつくるということほかなりません。

「自分に合った勉強法」がわかれば結果は自然についてくる

当てはめ思考にならないで、自分をよく知り、自分に最適な勉強の方法を採用することが大切です。それが、自分を本当の意味で大切にすることに繋がります。案外自分のことは俯瞰して理解しにくいものです。それを丁寧に行うことで、成果の出しやすい自分にフィットしたアプローチを見つけることができます。

自分を俯瞰する視点については、メタ認知を理解してみるのもいいかもしれません。ぜひこちらの1冊「【頭がいいは、視点で決まる!?】メタ思考~「頭のいい人」の思考法を身につける|澤円」もご覧ください。

マトリクスで、自分を捉えよ!?

自分の得意と好き嫌いを知りましょう。具体的には、マトリクスを描くことです。1つめの軸は、「得意」―「不得意」です。そしてもう1つの軸は、「好き」―「嫌い」です。4つの象限を見出します。

好き嫌い
得意1)好きで得意!3)嫌いだけどなぜか得意
苦手2)好きだけど苦手4)嫌いで苦手・・
勉強準備のマトリクス

1)好きで得意!

この分野であれば、何の問題もないでしょう。どんどん興味の赴くままに突き詰めていけばOK!そんな分野に出会えたことに、感謝しましょう。

大切なのは、2~4の象限の対応です。

2)好きだけど苦手

これは、好きで、頑張ったらできる可能性を秘めているけど、現状はなかなか成果に繋がっていない分野です。ほんの少しの努力で「できた」にもっていける可能性が高いです。なぜ好きなのにうまく行かないのか・・・

それは、努力の方法が違っているからです。

大切なのは、分野にフィットした「目的・目標」の管理です。頑張ることは目的でなく、ものごとを理解して、自分でできるようになることが、勉強の一般的な目的になります。これについて、自分が何を理解していて、何ができていないのかをよく理解することで、対策を考えることができます。

3)嫌いだけどなぜか得意

これは「いかに時間をかけずに成果を出せるか!?」とう点です。時間の使い方を工夫することで、タイパよく結果を出すことを目指しましょう。

4)嫌いで苦手・・

頑張ってもなかなか成果が出なくて、かつ、嫌いなので、その分野を無意識に遠ざけてしまう象限です。「やりたくないこと」を実践していくためには、システムで自分をハックすることがポイントになります。好き嫌いを意識せずに、行動として習慣化することができれば、継続が力となり、成果をもたらしてくれます。

習慣化については、場所や時間を決めておくことなどがキーになります。こちらの1冊「【メタ認知を活かせ!?】性格4タイプ別 習慣術|古川武士」でも具体的な習慣化のメソッドを説いてくれています。

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頭がいいとはどういうことか!?

チームドラゴン桜的に、「頭がいい」ということを定義してくれています。

頭のいい人は、実は「目の前のkとおを、そのまま受け入れない」という特徴があります。

頭の良い人に共通するスタンス

どんな情報に対しても、「この情報には、目に見えていない側面があるんじゃないか?」「何かしらの裏があるんじゃないか?」と考えて、しっかり目の前のことを表裏含めて解釈する習慣があるのです。疑い深いと言ってもいいかもしれませんが、全体像を捉える視点を忘れずに、ものごとを深く洞察する視点を常に意識している人です。

口癖は、「なぜ?」です。

当たり前の裏側を知るために重要なのは、「なぜ?」というシンプルな問いです。頭のいい人というのは、「なぜ?」という素朴な疑問を持ちながら、深くものごとに迫る人なのです。

勉強で大切なのは、理解するということです。理解するということは、ものごととものごとの関連性を知ることが大切なのです。たとえば、数学で、特定の公式を覚えることがあるかもしれませんが、その公式はなぜ、生み出されたのか、何を表現しようとしているのか、あるいは、表現しきれていない条件とは何なのか、などを意識しながら、向き合うことで、単なる記憶するということを超えて、自らの考える力の糧にすることができます。

「なぜ?」と問い、その問題の答えをいかに出すのかという、「自ら問いをつくり、答えを探す能力」を東大は求めているのです。
この「なぜ?」を等応力を身につけるために必要なのは、いつでも問いを探し、答えを求める姿勢です。

東大の問題すら「日常の『なぜ?』」で解ける

頭がいいについては、こちらの1冊「【頭がよいとはどんなことか!?】頭がよくなる思考術 頭がよくなるシリーズ|白取春彦」も興味深い視点をくれます。ぜひご覧ください。

まとめ

  • 勉強の心構えとは!?――自分を知ることから始めましょう。
  • マトリクスで、自分を捉えよ!?――得意・苦手×好き・嫌いで、分野を分けてみましょう。
  • 頭がいいとはどういうことか!?――「なぜ?」を問い、ものごとの本質に迫る習慣を持つ人です。
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