【あなたは言葉でできているから・・!?】なぜか好かれる人の「言葉」と「表現」の選び方|牛窪万里子

なぜか好かれる人の「言葉」と「表現」の選び方
  • どうしたら、よりよい人間関係を作っていくことができるでしょうか。
  • 実は、毎日発する何気ない発言がポイントかも知れません。
  • なぜなら、あなたや、ひいてはあなたの人間関係は、あなたの発する言葉で形作られているからです。
  • 本書は、そんな言葉の力について考える1冊です。
  • 本書を通じて、どんな心構えで言葉を発することが、よりよい関係を作れるのかについてヒントを得られるでしょう。

言葉は、あまりにも無意識に発せられている!?

人は、言葉によって思考し、言葉によって人との縁を育み、言葉によって自分自身の人格を形成します。そんな、当たり前の存在の言葉だから、あえて取り出してまじまじと見ることはないでしょう。大人になって、言葉を使えるようになってから、言葉は自然になってしまいました。

言葉は普段、ほとんどの人が何気なく無意識に使っています。ですからその無意識に使っている言葉が、相手にどのように伝わっているかについて考えることは、あまりありません。

はじめに

内省的な思考や人格形成ではなく、相手とのコミュニケーションを考えた時、それがどのように伝わっているのかを意識することが大切です。いや、実は思考や人格形成などの内省に際しても、言葉の力は偉大かもしれない。そういうスタンスにたてば、普段からの言葉遣いを意識することは影響力が強いと思われます。

言葉のちからが習慣や自分自身を変えていくことについては、過去の投稿「【あなたの言葉は、必ず現実化する!?】夢をかなえる人の考え方|ジム・ドノヴァン,弓場隆,桜田直美」をぜひご覧ください。

言葉と向き合うときに、大切なこととは!?

「何を伝えたかより、何が伝わったかを意識する」です。

はじめに

相手の立場から、自分の言葉を眺めてみる、感覚を養いましょう。自分の言葉遣いの傾向を知ることは、良いことです。

たとえば・・こんな使い方を意識してみる!?

著者である牛窪万里子さんが、さまざまなシーン別に100の言葉遣いのヒントを提示してくれています。今回の投稿ではいくつか取り上げさせていただきたいと思います。詳しくは、ぜひ本書『なぜか好かれる人の「言葉」と「表現」の選び方』をお手に取っていただき、牛窪万里子さんのヒントをご覧ください。

例えば、相手に「確認をしてほしい」とき、

× 確認してください。
○ ご確認ください。
◎ お手数ですが、ご確認いただけますか。

たとえば、この違いを意識してみましょう。大切なことは、自分の言葉遣いに意識的になってみることです。言葉は、流れていきまして、内容は記録されませんが、相手の記憶には残ります。やっかいなのは、自分にとっても無意識ですが、相手にとっても無意識の内に作用し続けるのが言葉であるということです。

× なぜ連絡してこなかったの?
○ 連絡してくれたら良かったのに。
◎ 連絡がほしかったな。

全く違いますね。相手は変えられないというスタンスを持つことも大切かもしれません。

× 無駄にしないでください。
○ 節約してください。
◎ 大切にしてください。

「人の脳は否定語を受け入れない」という特徴があります。

15 無駄にしないでください。

他にも、多くの事例が掲載されています。ぜひご一読を!おすすめです!

まとめ

  • 言葉は、あまりにも無意識に発せられている!?――そして無意識の内に相手に影響を及ぼします。
  • 言葉と向き合うときに、大切なこととは!?――自分の使っている言葉に意識的になることです。
  • たとえば・・こんな使い方を意識してみる!?――本書の実例を見ながら、自分の無意識に意識的になってみましょう。
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