本質– tag –
-
岸見一郎『アドラーの教育論 対等と自立』――「勇気」は、対等な関係のなかでしか育たない
叱ることとほめることは、どちらも大人が評価する側に立ち、子どもの勇気をくじいてしまう――アドラーの教育論をそう読み解き、「自分に価値がある」という感覚を勇気の前提に置いた1冊として紹介します。大人は子どもの「上」ではなく少し「前」を歩いているだけ、という対等の視点を、組織の関係づくりにもつなげて考えました。 -
各章の「見えないものを読む」体験を振り返る。——「見えないものを読む経営」第31話
見えないものが言葉になった瞬間に、何かが動き始めていました。それぞれの場面で、本当は何が起きていたのか。もう一度、照らし直したいと思います。 -
松浦弥太郎『自分の足音を聞きながら』――起きてから眠るまで、小さな問いで人生を経営する
「〜してはいけないのか。」という日常の問いを、起きてから眠るまでの具体的な習慣に置き換えて読み解きました。朝は小さな選択を自分で選び直し、日中は手間と正直さを積み重ね、夜は足りているを確かめて手放す。その1日のサイクルを、自分の人生を経営するための最小単位として考えます。 -
共鳴する組織とはどういう状態か。——「見えないものを読む経営」第30話
共鳴とは、同じ音を出すことでは起きません。それぞれが固有の音を持ちながら、互いに響き合うときに起きる。共鳴する組織の正体を、この話で定義します。 -
戸谷洋志『生きることは頼ること』――「自己責任」を手放し、「弱い責任」を分かち合う
自己責任論という言葉が、なぜ人を追い詰め、孤立させてしまうのかを、強い責任と弱い責任という枠組みから読み解いていきます。傷つきやすさこそが責任の出発点であるというヨナスの視点、そして、ケアする人どうしの連帯と、保証できない未来への信頼を軸に、頼ることが責任の放棄ではないという結論に至るまでの思考の道筋を辿ります。 -
まだ名前のない言葉 #0015|売上とは、相互の関係性のこと。
「拡大」も「向上」も、矢印のような言葉。けれど売上は一人では立ち上がりません。取引先が選び、顧客が手に取り、社会が受け入れて、はじめて生まれるもの。増やすのではなく、築かれるもの。 -
「衝動」を、身体性という補助線でひらく――『つくることとAI 生成と複製のあいだで』徳井直生
この記事を書いた人:増田 浩一(増田みはらし書店 店主/中小企業診断士)プロフィール 【経営ビジョンの視点で読み解く本書の核心】生成AIの拡大が問うのは、効率や品... -
意味が共有されていない組織にいるとき。——「見えないものを読む経営」第26話
仕事をしている感覚が薄い日があります。タスクはこなしている。それでも何かが空回りしている。その違和感の正体を、アーレントの言葉が教えてくれました。 -
中屋敷均『生命とは何か 溶けていく「個体」の境界線』――「合体」がもたらす経営進化論
この記事を書いた人:増田 浩一(増田みはらし書店 店主/中小企業診断士)プロフィール 【経営ビジョンの視点で読み解く本書の核心】「個体」という輪郭は、実は防御し... -
意味から戦略へという本質。——「見えないものを読む経営」第25話
強いブランドは、欲望を煽りません。欲望を正当化します。意味が先にある。分析は後に来る。戦略は、最後に立ち上がる。 -
『逸脱させるマネジメント』石山恒貴――正解のない時代に、なぜ「逸脱」が経営の意志になるのか
この記事を書いた人:増田 浩一(増田みはらし書店 店主/中小企業診断士)プロフィール 【経営ビジョンの視点で読み解く本書の核心】"逸脱"とは無責任なルール違反では... -
勝沼潤『チーフ・デザイン・オフィサーの条件』――「デザイン」という便利な言葉を、経営の言葉に翻訳し直す
この記事を書いた人:増田 浩一(増田みはらし書店 店主/中小企業診断士)プロフィール 【経営ビジョンの視点で読み解く本書の核心】「デザイン」という言葉は、便利す... -
『未来構想で会社は動き出す』パナソニックHD株式会社 デザイン経営実践プロジェクト――未来は「意志」で描くもの
この記事を書いた人:増田 浩一(増田みはらし書店 店主/中小企業診断士)プロフィール 【経営ビジョンの視点で読み解く本書の核心】未来を「予測」するのではなく「構... -
『システミックデザイン』筧裕介――なぜ、あの事例は社会を動かせたのか
この記事を書いた人:増田 浩一(増田みはらし書店 店主/中小企業診断士)プロフィール 【経営ビジョンの視点で読み解く本書の核心】社会課題の解決が広がらないのは、... -
『システミックデザイン』筧裕介――なぜ、厄介な課題は「解けない」のか
この記事を書いた人:増田 浩一(増田みはらし書店 店主/中小企業診断士)プロフィール 【経営ビジョンの視点で読み解く本書の核心】厄介な課題が解決できないのは、能... -
『構造化思考のレッスン』荒木博行――目的に立ち返る往復運動が、経営の物語を紡ぐ
この記事を書いた人:増田 浩一(増田みはらし書店 店主/中小企業診断士)プロフィール 【経営ビジョンの視点で読み解く本書の核心】構造化とは、複雑な情報を目的に最... -
青田麻未『「ふつうの暮らし」を美学する』――感性は18世紀に生まれ、いまマルチメディアに委ねられている
この記事を書いた人:増田 浩一(増田みはらし書店 店主/中小企業診断士)プロフィール 【経営ビジョンの視点で読み解く本書の核心】美学とは、18世紀に生まれた「感... -
難波優輝『本とは何か』――本とは、そして、読書とは、「生きた仮説」との出会い
この記事を書いた人:増田 浩一(増田みはらし書店 店主/中小企業診断士)プロフィール 【経営ビジョンの視点で読み解く本書の核心】読書とは、いったいどういう行為な... -
久保憂希也・芝本秀徳『頭の回転数を上げる45の方法』――他責から自責へ、「素アタマ」を鍛える実践
この記事を書いた人:増田 浩一(増田みはらし書店 店主/中小企業診断士)プロフィール 【経営ビジョンの視点で読み解く本書の核心】成果を分けるのは、知識やスキルの... -
『庭の話』宇野常寛――共同体の「安心」に、変化をなかったことにさせるな
この記事を書いた人:増田 浩一(増田みはらし書店 店主/中小企業診断士)プロフィール 【経営ビジョンの視点で読み解く本書の核心】「共同体の承認さえあれば、大丈夫...