まだ名前のない言葉 #0011|贈与とは、見えない負債の循環だったという定義

返礼品目当て。でも贈与はそもそも、GIVEに見せかけた循環だったのかもしれません——まだ名前のない言葉 #0011/増田みはらし書店

返礼品目当て。

身も蓋もない本音です。

でも本来、礼とは、贈与とは、見返りを求めないGIVEであるはずでした。

はずだったのですが。

贈り物をもらうと、人はなぜか「お返ししなければ」という気持ちになる。

贈与は一方通行のようでいて、実は見えない負債を生む、循環する仕組みだった。

だとすれば、返礼品という制度は、隠されているべき本音を、堂々と表に出してしまっただけ。

隠す・感じるという美徳とトレードオフに、制度は回る。

礼の意味は、誰に決められたわけでもなく、こうして静かに更新されていくのかもしれません。


この記事を書いた人:増田 浩一(増田みはらし書店 店主/中小企業診断士)プロフィール
ビジョン思考・組織・ブランド・生き方について、良書とともに探究しています。

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