まだ名前のない言葉 #0001|無数とは、無に見える数のこと

無数とは、無に見える数のこと。増田みはらし書店「まだ名前のない言葉」#0001の作品画像

「無数」という言葉がある。

数えきれないほど多い、という意味のはずなのに、
その言葉には少し不思議な感触があります。

多すぎるものは、
ひとつずつの輪郭を失っていく。

星の数。
人の数。
情報の数。
声の数。

それらはたしかに、たくさんある。
けれど、あまりに多くなると、
ひとつひとつは見えなくなる。

多いはずなのに、
見え方としては、無に近づいていく。

無数とは、
ただ数が多いということではなく、
数が多すぎることで、
世界に溶けていく、ことなのかもしれません。


この記事を書いた人:増田 浩一(増田みはらし書店 店主/中小企業診断士)プロフィール
ビジョン思考・組織・ブランド・生き方について、良書とともに探究しています。

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