#まだ名前のない言葉– category –
「#まだ名前のない言葉」カテゴリでは、日常の観察から採集した違和感や気づきを、短い一文へにしたものをまとめています。まだ誰も名前をつけていない事象や感覚に仮の名前を「問い」として、立ち止まって思考を巡らせるための「余白」を提供します。
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#まだ名前のない言葉
まだ名前のない言葉 #0014|信じるとは、いくつの高さから空を見られるか。
飛行機の窓から、雲を見下ろすことがある。 地上は、曇っていた。雨も、降っていたかもしれない。 けれど窓の外には、どこまでも変わらない、晴れがある。 天気は、変わ... -
#まだ名前のない言葉
まだ名前のない言葉 #0013|「よ」は上から手渡す言葉で、「ね」は隣に賭ける言葉なのかもしれません。
「今日、雨降るよ」「今日、雨降るね」 情報量は同じ。伝えている中身も、たぶん同じ。なのに、受け取ったときの感触が違う。 「よ」は、相手がまだ知らないことを渡す... -
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まだ名前のない言葉 #0012|優しさは、エゴを抱えたまま差し出す手のことかもしれません
誰かに何かをしてあげるとき、わたしたちは迷わず「相手のため」だと思っています。 でも、ふと後味に気づく瞬間があります。 感謝されなかった時の、あの小さなざらつ... -
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まだ名前のない言葉 #0011|贈与とは、見えない負債の循環だったという定義
返礼品目当て。 身も蓋もない本音です。 でも本来、礼とは、贈与とは、見返りを求めないGIVEであるはずでした。 はずだったのですが。 贈り物をもらうと、人はなぜか「... -
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まだ名前のない言葉 #0010|渦中にいる間は、渦中に気づけないという定義
睡眠不足では、睡眠不足に気づけない。 真綿で首を絞められるように、ゆっくりとした劣化は、劣化の実感を連れてこない。物差し自体が歪んでいくから、多少のズレは「ま... -
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まだ名前のない言葉 #0009|孤独とは、共同体の安心を手放してでも、自分の変化を引き受けること
孤立と孤独は、似た顔をしている。 どちらも、ひとりでいる。どちらも、群れの外にいる。だから遠くから見ると、区別がつかない。 けれど孤立は、閉じている。つながり... -
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まだ名前のない言葉 #0008|信頼とは、素肌で覚えたリスクの取り方。
信頼している、と誰かが言うとき。その人は、何かに賭けている。 安心しているのではない。リスクを、引き受けている。 自分の興味と、相手への関心。その両方がなけれ... -
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まだ名前のない言葉 #0007|渦中にいる人は、まだ選べることに気づいていないだけかもしれない
雨が降る。 いい雨も、悪い雨も、本当は存在しない。雨は、ただ雨として降っている。 それをどう見るかは、本来、自由である。けれど人は、意味を食べて生きている。同... -
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まだ名前のない言葉 #0006|わかった瞬間、動いているものを止めてしまうこと
赤、と言う。 でもその赤の中には、黄色に寄った赤も、黒に沈んだ赤もある。本当は無数の場所に散らばっているものを、ひとつの名前でまとめている。 分けることは、悪... -
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まだ名前のない言葉 #0005|間(ま)は、「問い」でできている。
間(ま)という字を、じっと見る。中に「問」が入っている。偶然ではないと思う。 内と外がぶつかるとき、ままならなさが生まれる。自分と他者のあいだ、人と物のあいだ...
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