いい気分が、“最高の1日”を作る!?『人生は「気分」が10割』キム・ダスル,岡崎暢子

人生は「気分」が10割
  • 人生において、大事なことと聞かれたら、あなたはなんと答えるでしょうか?
  • 実は、人生とは、気分のことかもしれません。
  • なぜなら、気分のコントロールは、人生をコントロールすることにつながるから。
  • 本書は、自分と、人生と、そして、心と向き合うことを考える1冊です。
  • 本書を通じて、自分の心身を整える重要性を改めて知ります。
キム・ダスル,岡崎暢子
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よりよい人生のキーは?

人生をコントロールして、よりよい人生である!と、体感しながら、歩みを進めていくためには、何が必要でしょうか!?

本書では、その重要なポイントを「気分」と説きます。

なぜなら、気分をコントロールするということは、よりよい人生へ向けて時間をコントロールしていくことにつながっていくからです。

気分がよければ、「最高の一日」がずっと続く。

これは真理です!

でも、どうしてこの真理から遠い状況が作られてしまうのでしょうか。

過剰な目標があるから?あるいは、難しい課題に直面しているから?

違いますね、大切なことは、実は自分の心の中にあるということです。外的な要因は、ひとつの事実のあり方でしかありません。自分がそれに影響されるのは、自分の心がそれをどのようにとらえるかによるのです。

「最高の一日」というひとつの目的を目指したとき、「気分」はとても重要なファクターになります。

「気分」をもっとコントロールすることができれば、人生は、もっと好転していくはずなのです。

ひとつ大切なことがあるとすれば、レジリエンスでしょう。

レジリエンスとは、困難な状況でも諦めずに解決法を探し続ける力のことです。

粘り強く挑戦し続けると、小さなきっかけが見つかることがあります。そのきっかけから、状況が急に良い方向に変わり始めることもあります。

しかし、多くの人はこういう考え方を持っていません。10人に1人くらいが良いアイデアを思いつき、そのうちの10人に1人くらいが実際に行動します。さらに重要なのは、行動を始めた人のうち10人に1人くらいしか継続できないということです。

このような継続力には、すぐに結果が出なくても諦めない「レジリエンス」という考え方が必要不可欠なのです。

レジリエンスを上手に育むためには、自分自身の解像度を上げてみることです。

自分とはどんな人間なのか、どんな時にどんな感情になるのか、どんな人間関係を作ってきたのか、これから作っていきたいのか。そうした問いにまず応えてみることです。

そうした自分を認識することが進めば、時間軸を検討する視点を持つことができます。さらには、いまここを解釈する広さ・深さを得ることにもなるのです。

そもそも人間は、肉体的な活動に限らず精神的な活動でも多くのエネルギーを消耗している。充実した一日を過ごすには、ここぞという大事な場面で集中できる精神力が不可欠だ。

精神力の無駄な消耗を省くこともとても需要です。

そのためには、絶え間ない活動の中で、自分という存在がどのようなもので、どのような中長期的な視点を持っているのかを自覚し続けることがなによりの解決策であったりします。

自分の軸が大切!?

習慣こそが、レジリエンスを育み、そして、良い気分をつくる土台になります。

そのためには、自分自身を見つめてみる習慣を毎日5分でよいので作ってみるのはいかがでしょうか。

その中で、その一日が、ビジョンとかけ離れてしまっている1日であったと振り返るならば、それを修正するようにコントロールしていけばいいのです。

例えば、自分には夢があって、それに向かって一直線のはずが、実は2hもスマホで動画サイトを閲覧して終わってしまっていた・・・という事実を見つめた時に、もっとできることがあるように思います。

自分との約束だけは必ず守る。

良い気分を作っていくためには、自分自身に対して自信を持つこともとても重要なことになります。そのためには、自分を自分自身で裏切られないということです。

だから、自分にした約束は必ず守りましょう。

その継続こそが、自信に繋がります。

自信があれば、一歩前に進み、そして、そのことを通じて良い気分を向上させていくことが可能になります。

この前に進む行為を通じて、自分をどんどん進化させていくことができるのです!

また、たまには一人きりの時間を大切にしてみましょう。

人にとってつながりは欠かせないものです。でも、現代はあまりに繋がり過多な時代です。

積極的に自分ひとりになる時間を持ち、そのなかで、自分自身について振り返る習慣を作りましょう。

他人との関係から離れることで客観的に状況を見つめ直すこともできるし、自分自身を整えることもできる。

ありのままの自分に自分自身で積極的に出会うことは、なにより欠かせない良い気分のための習慣になります。

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人との関係性も重要!?

良い気分をキープして、さらに高めていくためには、人づきあいもとても大切です。

世界保健機関(WHO)が制定したウェルビーイングの定義にも次のようにあります。

ウェルビーイングの定義は、「単に病気や虚弱でないということではなく、身体的、精神的、社会的に完全に良好な状態」というものです。

WHOは健康を「完全な肉体的、精神的及び社会的福祉の状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない」と定義しており、このウェルビーイングの概念は健康の定義の中核をなしています。

ウェルビーイングは、以下の要素を含みます。

  • 身体的健康(肉体的な調子の良さ)
  • 精神的健康(心の健康状態)
  • 社会的健康(他者や社会との良好な関係)

自分自身の心身だけではなく、社会的なつながりを重視します。それだけ、私たちにとって、他者とのつながりとは重要な良い気分のファクターであるはずなのです。

無謀に広い人脈を構築しすぎないこと。あるは、過剰に閉じすぎないことが重要です。

実力があって、誠実な人であれば、適切な人脈は適切に構築されていくはずなのです。

なぜなら、人脈とは、信頼の交換であると思われるからです。自分自身をより深く理解し、目の前の状況や相手をしっかりと見つめることができれば、自然と本質的な繋がりが生まれていくはずです。

その過程では、以下のようなアクションが重視されるでしょう。

  • 相手の話に真摯に耳を傾ける
  • 自分の価値観や専門性を明確にする
  • 相手にとって有益な情報や機会を提供する
  • 約束を守り、一貫した行動をとる

といった誠実な姿勢が重要になるでしょう。このような関係性の積み重ねが、長期的に見て価値ある人脈の構築につながっていくのだと思います。

自分自身を「良い気分」で進めていくためには、例えば、自分がいいなぁと感じる人のそばにあるということも重要です。

人生の参考にするべき3つのタイプの人は、以下のような視点を参考に探してみましょう。

1.コツコツ継続型の人。
2.分かち合いの精神の持ち主。
3.言動が一致している人。

実は、いつだってなりたい自分になれるんですよね。

それがいつかではなく、実は「いま」なのです。

自分を変える力は、なにより自分自身の中にあります。

外的な要因や環境はあくまできっかけに過ぎないのだ。

良い気分を求めながら、これを軸として、自分自身の最高の一日だけを作っていくことを目指していきましょう。

いい気分についてさらに深く考えて見るためには、こちらの1冊「いい気分、最強!『feel good 快適な努力で最高の成果を上げる方法』アリ・アブダール,児島修」もたいへんおすすめです。ぜひご覧ください。

まとめ

  • よりよい人生のキーは?――良い気分が、最高の一日を作り、それが最高の人生に繋がります。
  • 自分の軸が大切!?――自分の理解の解像度を上げることが、良い気分を目指す足がかりになります。
  • 人との関係性も重要!?――人とどのようにあるか、その関係性が良い気分の重要な要素です。
キム・ダスル,岡崎暢子
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