【最高な1日とは?】A PERFECT DAY  生きるなら、最高の日を|ボブ・トビン

A PERFECT DAY  生きるなら、最高の日を
  • どうしたら、よりよい人生を送ることができるでしょうか。
  • 実は、パーフェクトな1日を過ごすということかもしれません。
  • なぜなら、人生というのは、そうした1日の積み重ねにほかならないからです。
  • 本書は、生き方を考えるためのヒントの1冊です。
  • 本書を通じて、あらためて素晴らしい1日のあり方を検討することができるでしょう。
ボブ・トビン,矢島麻里子
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パーフェクトな1日とは?

いまよりも晴れやかで満ち足りた1日を送ることを想像してみましょう。さらに豊かにパーフェクトな1日を過ごすことの可能性は絶えずあなたのもとにあります。

「パーフェクト」とは、何が起ころうとも、その状況にうまく適切に自信を持って対処でき、いま以上の喜びと幸せに満ちた人生を送ることを意味します。

自分が望むものを手にするために取るべき行動を、明確に思い描いている人は少ないように思います。でも、大切なのは、最初の1歩を踏みだし続けるということです。先のことはたしかにわからないものです。でも誰にとってもその状況は平等です。

大切なことは、そうした見えない状況、予測できない状況においても、行動し続けられるためのビジョンと習慣という名の仕組みを持てるかどうかということです。

そうした、自分自身が行動し続けてしまうようなシステムを上手に作りながら、行動してみた結果を読みながら、新たな行動を続けていくことで、必ず成果が伴ってくると思われます。

一番心に響いたことや最も簡単なことから始めて下さい。

まず、最初にやるべきは、過去との関わりを変えることです。機能、あるいは数週間前、数ヶ月前、数年前に起きたことは忘れてしまいましょう。新年に新しいスタートを切るのと同じように、毎日毎日を新しいスタートで切り拓いていく感覚を取り戻すのです。

今日が職場での初日だと想像してください。

いつでもはじめたての感覚を取り戻し、その新鮮な気持ちで、自分の行動をイチから積み重ねるように感覚を磨いていきましょう。

今日1日、プロジェクトや仕事に違うやり方で取り組んで下さい。すべてが新しく、初めて目にするものだと想像してみましょう。

そして、学び続けるのです。自分自身を。

自分の何が強みで、自分にしかできないことを探し続けましょう。

学び続けるために重要なことは?

頭や心を新鮮に保つために大切なことは、精一杯学び続けるということです。

学びをはじめるのに、早いも遅いもありません。

人生というのは、学びによって、より豊かなものになる力を絶えず秘めています。

勝ち負けや、成功・失敗という二元論ではなく、心と身体を研鑽するために自分を信じて学びという姿勢を貫くことができるようにものごとを積極的に解釈してみましょう。

否定的な意見にその場で応じる必要もありません、さらに言えば、相手と議論する必要だってないのです。まずは、自分自身が何を信じているのかを明確にして、その軸を絶えずアップデートしながら、検証し、必要だと思えるもの、信じられると思えるものを、どんどん試しながら、さらによりよい世界観が見える視野を手に入れていきましょう。

ポジティブな気持ちは、よりよい行動の原動力になります。それはビジネスシーンでも、プライベートシーンでも同じです。

1.人を褒めてみることです。
2.同じようにポジティブな人を見つけてみましょう。
3.ネガティブな思考をゴミ箱に捨ててみましょう。
4.口角をあげてみましょう。
5.ネガティブで気が滅入るような場所や会話から身を遠ざけてみましょう。

あなたがポジティブなエネルギーを見せれば、さらにポジティブなエネルギーがあなたに返ってきます。

心地よい場所でこそ、人はポジティブな気持ちを大切にできるものですし、新しい創意工夫や、挑戦を引き出すことができます。

心地よいと思える場所をたくさん見つけてみましょう。

心地よさについては、こちらの1冊「【“心地よさ”が最強の戦略!?】コンフォート・ゾーン|クリステン・バトラー,長澤あかね」もぜひご覧ください。

ときには、ただ安心できる居場所が必要なときも、人にはあります。心地よい場所から離れることをチャレンジや挑戦だと言う人がいますが、本当でしょうか。

人は、自分がもっとも心地よい場所であると感じられるところで、最強のパフォーマンスを発揮することができます。だから、過剰に自分自身につらい思いをさせてなくてOKです。そのかわり大切なのは、いつもの延長線上で、少しだけその心地よい場所を広げてみる努力を怠らないということです。

現実的楽観主義者になる。

現実的楽観主義者とは、たとえ厳しい状況でも、それを事実ベースで客観的、かつ論理的に捉えることができる人です。厳しい状況は、必ずしも不幸や悲劇的な展開に直結するとは限りません。

さまざまな対応の仕方の可能性があるということを知ることは、すなわち現実的楽観主義への道です。

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違いが価値になる?

やり方が異なるということは、問題ではありません。大切なことは、組織や人々に価値を提供するように動けるかどうかということです。

人は往々にして、現在のルールや決まりを守ることが重要であると錯覚してしまう生き物です。もちろんそういった規則を最低限守り、秩序を乱さない工夫は大切かも知れませんが、大切なのは、何のためのルール、決まり、規則か?ということです。

本来的には、社会や会社全体が良くなるためのものであるはずです。だから、豊かさのための価値になるのであれば、最低限の規則は守りながら、自分の行動や方法は自由に組み替えが可能になるはずです。

同じやり方を続けていても、未来は開けていくことはできないでしょう。

それはあくまで誰かが作った仮説でしかありません。

本当に大切なことは、自分の目でものごとをみて、そして、自分の肌でそれらを深く感じ、自らの頭で考え、行動するルールを自分自身の中からつくり出していくという発想です。

その一つ一つが、自分の道を作っていくことになるし、あるいは、後進のために姿勢を見せることにも繋がる可能性があります。

組織に付加価値を提供してください。そうすれば、人と違うあなたのやり方が受け入れられ、むしろ推奨されるでしょう。

やり方にこだわるのではなく、目的や志がどこにあるのかのフォーカスするのです。

多くの人は、一味違う相手、何かを学べる相手、一緒に楽しく働ける相手、ユニークな相手と仕事をしたがるのです。

違いを隠すのをそろそろやめてみましょう。そのためには、安心できる状態に身を置くことがとても大切であるということが再度確認することができるのではないでしょうか。

「変」と「違う」は紙一重ではありますが、それでも、人が輝くのはその違いの部分に自覚的になり、それを人のために活かそうと活動を続けている様(さま)ではないかと思うのです。

違いを価値に、そして、周囲にポジティブな影響を波及させていきましょう。それが1日1日を生きる意味になっていきます。

まとめ

  • パーフェクトな1日とは?――1日1日を初日であるととらえ、常に新鮮な気持ちで過ごすことです。
  • 学び続けるために重要なことは?――実は、「安心できる場所」を起点にし続けることです。
  • 違いが価値になる?――その「違い」に素直に従ってみることも大切なのです。
ボブ・トビン,矢島麻里子
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