【ケーキは大きくすればいい!】10x 同じ時間で10倍の成果を出す仕組み|名郷根修

【ケーキは大きくすればいい!】10x 同じ時間で10倍の成果を出す仕組み|名郷根修
  • どうしたら、成功への道を歩むことができるでしょうか。
  • 実は、目標を現実的なところに置くのではなく、思い切り10倍に飛ばすことです。
  • なぜなら、そのほうが抜本的に習慣を見直す必要性を提供してくれるからです。
  • 本書は、伝説の戦略コーチ、ダン・サリヴァンさんの提唱する10倍理論の実践編です。
  • 本書を通じて、具体的にどのような目標と習慣によって成功への道へ、合流できるかを知ります。
名郷根修
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目標は10倍から!?

今回は、こちらの1冊「【「質」で生きよ!?】10倍成長 2倍より10倍が簡単だ|ダン・サリヴァン,ベンジャミン・ハーディ」でご紹介した10倍の生き方を目指すと、目覚ましい効果が生み出されるという思考法の実践編です。

本書の著者・名郷根修さんは、上述のダン・サリヴァンさんに直接この10倍の思想を、「10xアンビションプログラム」において習いました。このプログラムでは、「10倍の成果を出しながら自由な時間を増やす方法」を教えています。

「10倍の成果を出すのは2倍の成果を出すより簡単」という考え方

働けば働くほど成果が出るというのは、幻想かもしれません。なぜなら、時間は有限であり、同じやり方の量を増やしていくのはすぐに限界が来るからです。

大切なのは、仕組みに手を入れられるかということ。そして、そのための出発点として、非常に大きな目標(10倍)を打ち立てて、自分に変革の必要性を認識させることです。

いきなり仕事に取りかからない

大切なのは、がむしゃらに行為を行うことではなく、仕組みを検討して、それを動かすという発想です。自分が手を下すのではなく、人とともに相乗効果を期待するチームを作ります。

その起点になるのは、徹底的に「考える」ということです。そして、考えることをやめず、継続することが10倍の目標への道を歩むことになります。

10倍目標理論のステップとは?

10倍目標理論の実践は、とてもシンプルです。

1.「10倍の目標」を立てる
2.「好き」「得意」「人の役に立つ」「お金を生む」という4条件に特化する
3.「どうやるか」以上に「誰とやるか」にフォーカスする
4.チームを作って「仕組み化」する

以上です。

大切なのは、4条件の絞り込みでしょう。この点をないがしろにすると、持続可能な習慣や仕組みを作ることができません。

というのも10倍の成果には、自分ひとりではなく、多くの人とチームが関わる必要があるからです。独りよがりの目標ではなく、チームの目標として共有できて、心が動く、共感の世界観をシェアできるかがキーになります。

もしかしたらこれは、パーパスの発想かもしれません。パーパスとして満たされる要素は次のように3つに絞り込めるように考えます。

  • 社会的意義:誰かの人生や社会をより良くすること
  • 独自性:自分/自社ならではの方法で実現すること
  • 持続発展性:時代が変わっても続けていけること

これらは相互補完があります。

  • 独自の方法だからこそ、社会的意義を実現できる
  • 社会的意義があるからこそ、持続的に続けられる
  • 持続的に続けられるからこそ、独自性も磨かれていく

社会との接点、自分との接点、そして時間との接点を見極めて目標設定をしてみましょう。

そして、その目標に触れる人を探していくのです。

誰とやるか?の論点については、こちらの1冊「【学校で教えてくれないWHOの話とは!?】WHO NOT HOW 「どうやるか」ではなく「誰とやるか」|ダン・サリヴァン,ベンジャミン・ハーディ,森由美子」もぜひご覧ください。

プロジェクトは、あなたがチームメンバーと心からやりたいと思うことであることが大事です。

ここを見つけられるか?です。「修正主義」で、探索をしてみると良いでしょう。

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自分とチームを信じる?

大切なのは、10倍の目標を立て、そして、それをチームと共有し、それを達成している状態が当たり前であると信じることです。

すでに達成した状況を想像し、語り合える機会を持ちましょう。

夢ではなく、10倍は、単なる通過点かも知れません。そうやって手元に引き寄せる発想をすることで、本当に実現している状況を作ることが可能になります。

重要なのは、そうして日常的に思い描いて、自らの心がよりよい反応ができる目標か?ということです。

「やるべきこと」と「やりたいこと」には大きな違いがあります。

「やりたいこと」にもっと素直に、いま「やるべきこと」で埋め尽くされているのであれば、それをどうしたら「やりたいこと」にできるのか、あるいは、もっと行動や行為をかえて「やりたいこと」に置き換えていくためには何が大切か、自分自身と対話してみるのも大切です。

100%内的な欲求にもっと素直になっていいのです。

人と連携したりAIとの連携のロジックが加速すれば、我慢しなくていい社会になります。今のうちから、自分の内面的な情熱と向き合う準備をするのです。行動を伴う形で。

今日から手放す9つのことを記します。

  • 1 これまでの延長線上で考えること
  • 2 そこそこの成長で満足する基準
  • 3 10倍の未来の成長を否定する考え方
  • 4 成長に否定的な人間関係
  • 5 そろそろ落ち着こうという考え方
  • 6 自分の成功や失敗の責任の所在は他人にあるという考え方
  • 7 10倍の成果は1人でできるという考え方
  • 8 大きな未来を実現するには恐れや不安が伴い、
    勇気が必要になるので、勇気を必要としない大きな未来を望む考え方
  • 9 返さなければならないという考え方
    (相手から奪うことではなく、お互い与え合い、成長し続けるWIN-WINの関係である)

1つのケーキを分ける発想ではなく、1つのケーキを大きくする発想を持ち、私たち一人ひとりの人間としての「互いに協力をしあえる」という本能を駆動させるのです。

まとめ

  • 目標は10倍から!?――10倍の目標は、抜本的な「変化」への呼び水になります。
  • 10倍目標理論のステップとは?――簡単「4つのステップ」を実践してみましょう。
  • 自分とチームを信じる?――互いに目標に共感しあい、共に進みましょう。
名郷根修
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