【成功に、必要なこととは?】成功をめざす人に知っておいてほしいこと|リック・ピティーノ,弓場隆

成功をめざす人に知っておいてほしいこと
  • どうしたら成功を目指し続けていくことができるでしょうか。
  • 実は、心を込めて、常に全力を尽くしましょう。
  • なぜなら、ひたむきな「努力」なしに成功する方法というのは偽物なのです。
  • 本書は、自尊心を大切にしながら、キャリアを積み重ねていくことを説く1冊です。
  • 本書を通じて、ひたむきな活動を見出し続けるヒントを得ることができます。
リック・ピティーノ,弓場隆
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自尊心とは、なにか?

成功を見つめて、ひたむきに努力をし続けるより、わたしたちにできることはありません。他の人には、その人の努力の内容を知る由もありません。しかし、それでよいのです。大切なのは、自分がひたむき努力をすることができていると確信することです。

最終的には、それが強みになります。

自分が努力をできていることがいかに重要か、まず、それを知りましょう。その「努力ができている」ということ自体が、じつは自分の自信に繋がり、自尊心を育み、さらに行動を強化させることで、「成功」に向けて進み続けることが可能になります。

自尊心とは、単なるプライドのことではありません。

自分に対して価値を感じる気持ちのことです。

この自尊心が蔑ろにされると、人は身動きが取れなくなってしまいます。どんな人でも、社会とよりよい関係性を築いていくためには、自尊心を元に考えたり行動してみたりすることが重要です。

「謙虚な姿勢で自分を尊敬し、信頼する姿勢」と定義し、自尊心の状態を自らウォッチしてみることが大切であると考えられます。

結局のところ「成功するかしないか」ということよりも、「自分は何らかの成功に値する」と確信することができるか、ということが、わたしたち一人ひとりに求められているということなのかも知れません。

人に人生の主導権を握らせて平気な人はいません。だれしも、自らに人生の主導権があり、その中で、ベストを尽くしたいと思っているのです。起点は、自尊心を高めることから始まります。

変化こそ重要?

自分自身の姿を鏡に写してみましょう。そこに写った人物は、どんなふうに見えるでしょうか。

どのような感情を抱いているのか、あるは、どのようなことを志しているのか、どのように人生の中でバランスを取ろうとしているのか、そうのようなことを投げかけながら、自分を客観視してみることが大切です。

その人物はあなたのことをよく知っています。

自分自身との対話を積み重ねながら、今後の努力のベクトルを見出し、そして「積み重ねてきたこと」にフォーカスしてみることで、実際の言動を紡ぎ出していきましょう。

結局は、努力というのは、「自分自身でする」ものです。いくら他者のせいにしてしまったところで、素直な自分に向かっていく努力は始まりません。

外を見つめて、ダメ出しや問題提起をするだけではなく、全体と自分自身の内面をバランスよく見つめながら、自らに問いを投げかけ言動を作っていく必要があるのです。

これは、一人ひとりに「変化」をもたらします。変化はマンネリを防止し、若々しさを維持させてくれます。むしろ変化をしないほうが、よくない事態を招くかも知れません。

なぜなら、人生を取り巻く環境は絶えず変化をし、進化し続けているからです。その中で、自分自身(あるいは、自尊心)を保ち続けていくためには、何らかの行動と努力、そしてそのことに対して自尊心を見出し続けることが不可欠なのです。

どのような人生のフェーズになっても、変化を起こし続けることに遅すぎることはありません。私たちは、そのことを肝に銘じながら、絶えず変化を受け入れていく姿勢を養っていきましょう。

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行動!行動!行動!

まず、行動です。

自分は成功すると信じても、そのための努力をしていないなら、夢は永久に実現しません。

チーム、会社、組織、個人でも、それらを成功に導くためには、5つのルールに基づく行動や考え方を養っていきましょう。

1.一人ひとりが「自分は重要な役割を果たしている」と、感じるのを手伝いましょう。
2.組織が重要な使命をになっていることを強調しましょう。
3.一人ひとりの努力を高く評価しましょう。
4.組織の中で目立たない立場の人を大切に扱いましょう。
5.人々を前向きにする重要性を忘れないようにしましょう。

これらの視点で、一人ひとりが自分自身のリーダーシップを取ることです。リーダーシップは伝染します。まずチームがそのリーダーシップのモメンタムを感じ、柔軟にものごとを考える態勢に移行します。そして、その学習スタイルが、広く組織に影響を示していく中で、組織全体の士気が向上していくはずです。

最終的には、そうした態度は、カルチャーとなり、組織風土の中に残っていく可能性を得ます。

自らが成功する状態を描いていきましょう。そこに向けて、努力をしていく自分自身を次に想定してみましょう。そしてあとは、ただひたすらに実行をしていきましょう。

そうして努力をし続けていることで、周囲の人々はあなたの頑張りから多くの元気をもらうことが出ます。そして自分自身も気分が高揚することを実感しながら、自然と波及効果を生んでいきます。

自分自身を信じることから初めて、そのための行動を積み重ねて、周囲のためにも努力を続けていきましょう。

本書の中では、関わるべきではない人の特徴もおさえられています。

1.職場で世間話をしたがる人。
2.午後は早退して遊びに誘う人。
3.あなたを「仕事中毒」と呼び、「そんなに働かずにのんびりしよう」という人。

自分自身は関係性の中で成り立っていきます。日頃付き合いのある人材によって、自分自身が構築させれいくことを感じながら、どういった関係性の中に身を置くのかを検討してみることも大切かも知れません。

過去の偉人たちの人生を検証してみると、非凡な才能の人と捉えられている人ほど、運命や神の思し召しによるものではなく、非凡な規律(システム・習慣)に従って行動したからだということが明確にわかります。

偉人たちの仕組み化に触れて、そういう姿勢の原動力についても想像を膨らませてみることが大切かも知れません。

あなたは自分の運をつくり出しています。あなたは自分の決定にもとづいて自分に起こることををつくり出しているのです。あなたは自分の行動、または行動しないことによって自分の将来をつくり出しています。

成功を信じ、行動を積み重ねていきましょう。遠回りと感じることがあっても、コツコツな積み重ねがもっとも効果的な近道です。

成功のための行動には、こんな1冊「【謙虚なるインプットを・・!?】インプット・ルーティン 天才はいない。天才になる習慣があるだけだ。|菅付雅信」も大変おすすめです。ぜひご覧下さい。

まとめ

  • 自尊心とはなにか?――自分が努力できていると信じられることです。
  • 変化こそ重要?――行動の末、変化し続けることが自信を感じさせてくれます。
  • 行動!行動!行動!――実践こそが、人生を創り出していきます。
リック・ピティーノ,弓場隆
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