- 才能なんてない!って決めつけていませんか!?
- 才能は、必ず見つかります。
- そのためには、才能に関する勘違いを払拭する必要があります。
- 本書は、才能の定義を新たにし、才能に気づくための1冊です。
- 本書を通じて、自分と人の才能について、アンテナを立てよりよい人生に向かうヒントを得られます。
才能に関する勘違い!?
才能と聞いてどんなイメージを持つでしょうか!?先天的なもの?特別な人が持っているもの?自分にはないもの?
実は、そんな先入観が、あなたを才能から遠ざけているかも。なぜなら才能は誰しももっている「個性」だから。才能を見つけるためには、才能について犯しがちな、5つの間違いにふれることが大切です。
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人よりうまくできること=才能 | つい、やってしまうこと=才能 |
「資格」や「スキル」が大事 | 一生使える才能が大事 |
「なりたい自分」になるとする | 「なりたい自分」を手放すと、 才能が見つかる |
努力は必ず報われる | 才能を活かす努力が報われる |
成功者から学べば、成功できる | あなたの成功法則は あなたの「内側」にある |
才能はどこか外から与えられるものではありません。自分の内側にあるものが、才能であると気づくことがまず最初に必要です。そして自分自身に自信を持つことが大切です。
才能を発見し、自分自身に自信を持つことができると、社会との関わり方が変わります。すると、新しい出会いの中で、自分の才能に気づく機会も増えます。結果的に、自分の才能にまた、強い自信を持ち、新しい挑戦を続けることが可能になります。
才能は「動詞」に隠れています。たとえば、あなたが下記のような行動の特徴を持っていたとしましょう。
- 慎重に進める
- 情報を集める
- 未来を考える
- 人と人をつなぐ
- 人の気持ちを考える
- 初対面の人と親しくなる
これらの自分の行動の特徴に、才能のヒントを見いだすのです。
自分自身が「つい、やってしまっている行動」こそが才能なのです。
大切なのは「自分の才能」を活かす方法を見つけること。
CHAPTER1 なぜ、才能に気づける人と気づけない人がいるのか?
そのために目を向けるべきは、「他人の成功話」ではなく、「自分の過去の実体験」なのです。
才能発見のチェックリスト!?
ないものではなく、自分にあるものにフォーカスすることが大切です。すでに手にあるものごとをどう活用すればよいかを検討しましょう。まだ見ぬ自分に恋い焦がれるのではなく、これまで積み重ねてきた努力を評価してあげるのです。一度できていることであれば、上手にすることができる可能性が高くなりますし、メンタル的にも楽です。
自らハードな道を積極的に選ぶ必要はなく、もっと自分らしく楽にいられる道を積極的に選択することが大切なのです。努力は大切です。でも、適切な努力のみが大切なのです。
努力しても並みにしかなれない分野に無駄な時間を使わないことである。強みに集中すべきである。無能を波の水準にするには、一流を超一流にするよりも、はるかに多くのエネルギーを必要とする。
『プロフェッショナルの条件』――P.F.ドラッカー
ついつい、やってしまうことについてアンテナを立ててみましょう。たとえば、親や先生に注意されてしまったようなことでもいいかもしれません。それを短所をとして捉えるのではなく、長所として見つめ直すアクションが、「才能」発掘には必要です。
<才能が見つかる5つの質問>も活用しましょう。
- 他人にイラッとすることは?
- 親や先生によく注意されたことは?
- やっちゃダメと禁止されるとつらいことは?
- あなたの短所を「だからこそ」と言い換えるとどうなりますか?
- 他の人は嫌がるのに、自分には楽しいと思えることは?
自分の見え方が変わり、本当の自分を受け入れて生きる感覚を、体感してください。
CHAPTER2 学ぶ世界の見え方が一変する「才能の公式」
もう一つ大切なことは、才能を見つける時、誰かから「感謝」していただけることはなんだろうか?という視点も大切です。それがすなわち仕事になっていくためです。
ありがとうがヒント!?
仕事とは、「当たり前」と「ありがとう」の交換です。自分にとっては楽にできることが、誰かの価値になるはずです。なぜなら、あなたにとっては当たり前かもしれませんが、誰かにとってはとてもむずかしいことだったり、とてもつらいことだったりするはずだからです。
ついやってしまうことで才能にフラグを立てて、それが他者が求めていることでさらに選び取ってみましょう。
「このために自分は生まれてきたんだ」と腹の底から喜びが溢れてくるのを感じ、自分の生き方を確信することになります。
CHAPTER5 誰も真似のできない強みを手に入れる「才能を育てる技術」
私は読書と、文章を書くことと、絵を描くことが好きでした。また、中小企業診断士としても多くの経営者の方にお目にかかる機会があります。そのために、この書店サイトを運営し少しでも、皆様のお役に立てればいいなぁと考えています。1日1冊がいまでは、すっかり習慣になってしまって、おかげさまで「ついつい、してしまう」ことの一つに定着してきました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。いつもありがとうございます。
まとめ
- 才能に関する勘違い!?――才能はすでに自分の中にあるものだと捉えましょう。
- 才能発見のチェックリスト!?――これまでの自分を振り返る時にチェックリストを活用しましょう。
- ありがとうがヒント!?――つい、やってしまうことをありがとうに交換しましょう。