- どうしたらよりよい人生を、自らの手で作り出し続けることができるのでしょうか!?
- 実は、運を良くするということがポイントかも知れません。
- なぜなら、運は自ら良くすることが可能だからです。
- 本書は、運を良くするための考え方と行動を創り出すヒントを得られる1冊です。
- 本書を通じて、運をただのルーレットにしない秘訣を知ることができるでしょう。
運がいいとはどういうことか!?
人生や働き方を考えるにあたって、幸運について知ることが大切でしょう。実は、幸運は、自分の考え方や行動によって作ることができるからです。幸運と聞くと、どうしても「目に見えない」領域で、自分では操作がすることができない概念であると思われるでしょう。たしかに、運を自ら作ることはできないのですが、運をキャッチすることは可能なのです。
私たちはつい、目に見える運・不運だけに注目し、「運がいい」「運が悪い」と言ってしまいがちです。けれど、その向こう側には何倍、何十倍もの自覚できない、検証できない運・不運があり、それらを含めれば、実はだれにでも公平に運は降り注いでいるのです。
プロローグ――運のいい人ってどんな人?
運は誰にでも、公平に降り注いでいます。運がいい人というのは、運が巡ってきた時に、それをキャッチすることができる人です。運のつかみ、同時に不運を防ぐような行動や考え方をして、日頃から備えておくことが大切です。
まず、運がいい人は、自分を大切にします。具体的にいうと、常識や世間一般の平均的な考え方に流されることはなく、自分の価値観を大切にして、自分を丁寧に扱っています。
総じていうなら、よりよく生きている――。
プロローグ――運のいい人ってどんな人?
逆にいえば、よりよく生きているからこそ、運も彼らの味方をするのでしょう。
運を良くするためにはどうしたらいいか!?
少し視点を変えて「いまの自分を最大限に生かす」ことを考えてみましょう。いまの自分を変えようとするのではなく、いまの自分を生かすのです。
運のいい人はいまの自分を生かす
今あることを重視することも自分を大切にすることになります。もちろん、あるべき姿と現在のギャップを意識して、どこに自分が向かっていくのかを検討することは大切なのですが、それだけでは、具体的な行動に結びつきにくいです。
大切なのは、今自分の手中にあることを意識して、それを活かして、次の取組を検討していくことです。あるいは、これまで積みかねてきたことをポジティブに評価してあげることも大切です。それが自信に繋がり、次の取組への挑戦する力に結びつくでしょう。
いまの自分、自分の体、自分の考え、自分の価値観、自分の直感など、とにかく自分のありとあらゆるものを生かすのです。
運のいい人はいまの自分を生かす
自分を大切にすることは、結果として周囲から大切にされることに繋がります。自分を大切にしている人は、人のことも同じように扱える発想に行き着きやすくなるのです。自分のことにアテンション(気づき)が立つということは、人の感じ方についても鋭敏になることができるはずだからです。
運は人が連れてきてくれることもあるでしょう。ご縁の中で、運のチャンスを掴むことが大切にする場合、周囲との良好な関係が不可欠です。
自分を大切にするということの延長線上として、自分なりの「しあわせのものさし」を持つということも必要になるでしょう。一般的な価値観や常識に惑わされずに、自分の勝ち化んで自分なりの幸せや感じ方を大切にすることが重要なのです。
一般的な価値観や他人のものごとの見方に惑わされることがないのです。あくまでそれらは相対的なものであることを認識してみましょう。そうすることによって、絶対的ななにかに執着することなく、自分の意志を大切にできます。
勝ち負けではない世界観!?
限られたリソースを奪い合うような戦いのスタンスではなく、互いにWIN-WINの関係性を意識しながら、ものごとを捉えるようにしてみましょう。大切なのは、「勝ちすぎない」ことです。自分が破滅もしない、そして、人も残り続けることができることのいいバランスで、互いの活動を紡ぐことが大切です。
運のいい人は、自分の強みだけではなく、他者の強みを引き出すことができます。相手方の強みを引き出しながら、自らの強みを掛け算して、より良い状態を目指すことを着眼点としてみましょう。
一般的な価値観や他人の意見に惑わされず、自分の価値観で自分なりのしあわせを把握することが重要です。
運のいい人は自分なりの「しあわせのものさし」をもつ
幸運の力を磨くに当たっては、こちらの投稿「【幸運は引き寄せられる!?】その幸運は偶然ではないんです!――夢の仕事をつかむ心の練習問題|J・D・クランボルツ,A・S・レヴィン」や「【大きな何かよ、導きたまえ!?】運気を磨く~心を浄化する三つの技法~|田坂広志」もぜひご覧ください。
まとめ
- 運がいいとはどういうことか!?――運を掴むことが得意な人です。
- 運を良くするためにはどうしたらいいか!?――自分を大切に、そして周囲を大切にすることです。
- 勝ち負けではない世界観!?――WIN-WINを常に意識しましょう。