【あなたはどちらのタイプ!?】「共感」×「深掘り」が最強のビジネススキルである 3000億円の新規事業を生み出すビジネスプロデュース思考術|三宅孝之

「共感」×「深掘り」が最強のビジネススキルである 3000億円の新規事業を生み出すビジネスプロデュース思考術
  • 成果を出し続け、積極的に選ばれるビジネスパーソンになるためには何が必要でしょうか!?
  • 実は、共感と深掘りかも。
  • なぜなら、この両方を持ち得ている人は稀有だからです。
  • 本書は、仕事スキルに関する1冊です。
  • 本書を通じて、自己を見つめ、どのような取り組み強化を図るのが理想かを知ることができるでしょう。

スキルは2分できる!?

成果を出し続け、選ばれ続けるビジネスパーソンになるためには何が必要でしょうか。実はまず自己のスキルを振り返ることです。自分は何が得意で、何が苦手なのか、特徴を俯瞰することで、スキル戦略を立案することが可能です。

大きく言うと、ビジネスパーソンは深掘りタイプと共感タイプのいずれかに分けられます。

はじめに

自己分析といっても詳細な分析が必要なのではありません。ざっくりと大きく分けてどちらのタイプに属しているのかを見極めることが大切です。

2つのタイプとは、深掘りタイプと共感タイプです。

深掘りタイプとは、大量の情報を分析し、数値化・定量化し、思考を深める能力が顕著なタイプです。一方で、共感タイプとは、人の気持ちを理解し、多くの人たちに会いに行って人脈を形成し、要領よく大事なポイントを把握する能力が顕著なタイプです。

それぞれの特徴は!?

さらに具体的に2つのタイプを見ていくことにしましょう。

深掘りタイプは、あるものごとをとことん深く掘り下げて調べたり、分析したり、考えたりすることが得意なタイプです。様々な角度から論理的に考えることができ、数字にも強く、なにごとも自分が納得いくまで粘り強くやり切る事ができます。

たとえば、研究職やコンサルティング職などで力を発揮することが自然にできるでしょう。

ただ、人付き合いや他人と話すことは苦手で、そのため内にこもりやすくなってしまいがちです。せっかく調べたことをポイントを絞ってまとめることが苦手な傾向もあるため、ネガティブに特徴が発揮されてしまうと独りよがりになってしまう可能性もあります。また、作業が遅々として進まないこともあります。

一方で、共感タイプは、人の気持ちを察し、仲よくするのが得意なタイプです。人と話すのがうまいので相手からいろいろな話を聞き出し、その要点をさっとまとめてアウトプットすることができます。その作業スピードは早くて内容も割りと的を得ています。

ただものごとを深く掘り下げて考えることが苦手なため、思考が浅く、ある程度考えてわかなかったり、やってみてできなかったりすると、飽きて、放置してしまいます。突き詰めて考えることをしないので、相手の発言に脊髄反射してしまいがちなところも玉に瑕です。

ビジネスプロデューサーになるためには、両方の能力を兼ね備えなければなりません。深掘り力と共感力の高次元でのハーモニーが、ビジネスプロデュースを成功に導く一番重要なファクターだと言っても過言ではありません。

第3章 「共感力」と「深掘り力」の高次元でのハーモニーを目指す

こちらの投稿「【メタ認知を活かせ!?】性格4タイプ別 習慣術|古川武士」も同じように自分のタイプを大別して、分析するアプローチを取っていました。合わせて知ることで、自分を客観視することにつながります。

スキル向上の作戦は!?

大切なことは、共感力と深掘り力の高次元でのバランスです。自分が不得意な領域についてもチャレンジしながら、身につけて、両方の立場からものごとを見極めることができると、人材としてかなり強くなります。

既存業界の「常識」を盲目的に突き詰め続けることは、人生の大きなリスクになります。

おわりに

自分が所属する業界では、「こういうスキルが必要!」とか、「この業界では、これを身に着けておけば大丈夫!」みたいな見立てでは、変化の時代にリスクを高め続けることになりかねません。

ここはちょっと立ち止まって、自分を俯瞰し、スキルセットの修正を続けていくマインドが大切です。自分のキャリアを見極めていくにはこちらの投稿「【オープンと挑戦がキー!?】仕事選びのアートとサイエンス~不確実な時代の天職探し|山口周」も興味深い視点をくれます。たいへんおすすめです。ぜひごらんください。

まとめ

  • スキルは2分できる!?――共感力と深掘り力という2視点で自分を俯瞰しましょう。
  • それぞれの特徴は!?――共感力と深掘り力双方得意領域と不得意領域があります。
  • スキル向上の作戦は!?――共感力と深掘り力の高次元でのバランスです。
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