【自分の時間、持ててる!?】ME TIME (ミータイム) 自分を後回しにしない「私時間」のつくり方|池田千恵

ME TIME (ミータイム) 自分を後回しにしない「私時間」のつくり方
  • あまりの忙しさに目が回っている人いませんか!?
  • 実は、時間の使い方を見直すだけでも人生が好転するかも。
  • なぜなら、人生は時間の積み重ねだから。
  • 本書は、自分のための時間(=ミータイム)を説く1冊です。
  • 本書を通じて、どうしたら自分の時間をゆったりと過ごすことができるのか知ることができます。

自分のために時間はある!?

自分のための時間を手に入れて、好きなことを目一杯できるとしたら、どう感じるでしょうか。冷静に捉えてみると、自分の時間があまりにない!という人、少なくないのでは?家の用事、会社の仕事、その他諸々、圧倒言う間に1週間が過ぎてしまう・・

ここでちょっと立ち止まることが大切です。なぜなら、時間は意識的に取り戻さなくては、自分の元を離れていくばかりだからです。自分のもとから離れて、どこにあるか?それは「相手」です。

相手を優先させる限り、時間は永遠に足りないまま

相手を優先させる限り、時間は永遠に足りないまま

時間が足りない人は、自分よりも相手優先の気持ちがあまりにも強すぎるのです。相手のためを思うことはとても大切です。でも、相手のためになるようにするには、まず自分がしっかりしていなくてはいけません。自分の軸がなければ、せっかくの相手との時間もより良いものにすることは難しいのです。

ミータイム3つのステップ!?

自分の時間(=ミータイム)をまず大切にして、豊かな時間を作りましょう。豊かな時間とは、自分がこれだ!と思えるやりたいこと、自分の価値観にあっていることをやっている時間のことです。そのためには、一定の休息も必要かもしれませんし、一定のインプットだって必要でしょう。だから、大切なのは優先順位です。そしてこの優先順位は、自分主体で決めてある必要があります。

本書では、このミータイムを3つのステップで確保していきます。

ステップ1)Show:時間を「見える化」するステップ
ステップ2)Edit:時間を編集するステップ
ステップ3)Enjoy:時間を楽しむ

あなたは自分の人生の編集長です。

ME TIME実現のための[SEEメソッド]

自分は何に時間を使っているのかを見える化してみましょう。自分のための時間につかえているのか、自分がワクワクする内容で満たせているのかを把握しましょう。

その上で、どんな時間を増やしたいのか、減らしたいのか、なくしたいのかを点検します。誌面は限られています。24時間ではなく、睡眠時間を抜けば16~17時間程度でしょう。自分のワクワクで満たせるように検討するのです。

そして、存分に自分の1日1日を楽しんでいきましょう。

自分の時間を可視化するにあたっては、過去の投稿「【効率化こそ、非効率!?】人生を守るための最後の時間術:「ノンビリしながら成果を出す人」はどうやって時間管理しているのか?|山口周」でご紹介した山口周さんの方法も大変興味深いです。スジの良し悪しで、山口周さんは区別されていました。ぜひあわせてご覧ください。

Wantが決め手!?

大切なのは、自分の気持ちを知り、活かすことです。私たちは、相手の時間を生きるあまり、自分の素直に蓋をしている気がします。自分の素直な気持ちと向き合ってみましょう。

大切なのは、WantとHave toで過ごし方を区分することです。

Want優先度3

息抜きやリラックス案件
優先度1

ゼッタイに残す
Have to優先度4

やめられない場合も
関わりは最小限 or
外注や人手を借りる
優先度2

その先にある
Whatを見つけ
モチベーションUP
ポジティブ変化:ポジティブ変化:
過ごし方優先度マトリクス

まずは、後回しにしないで、ワクワクを大切にできるWantを重視しましょう。ただし、それだけでは将来の投資になりづらいので、Have toの中にも将来的にWantを見いだせそうな内容があれば、優先順位を高めに構えましょう。

この時、時間を投資するという考え方を頭の片隅に持っておくと良いかも知れません。投資脳に関する1冊「【未来を変えるには!?】投資脳 一生お金に困らない頭を手に入れる方法|上岡正明」がたいへん興味深く、おすすめです。

仕事の中にも必ずWantは隠れていることがわかります。

仕事モードとプライベートモードの境界線を越えよう

仕事はすべてHave toであると、切り捨てるのではなく、「ライフインワーク」の考え方で、自分の楽しみを仕事の中にも見つけていきましょう。人は人のために働けることに、本来最大の喜びを感じるものです。人の役に立てる仕事は本当は、とても楽しいものだし、やりがいもあり、かけがなえのない時間であるはずです。

ポジティブな着眼点を持って、ものごとへの向き合いを整理することが、1日1日を健やかに楽しく過ごしていき、人生を組み立てていく秘訣なのかも知れません。

まとめ

  • 自分のために時間はある!?――まず自分のための時間を積極的に持ちましょう。
  • ミータイム3つのステップ!?――見える化、編集、楽しむ。この3つです。
  • Wantが決め手!?――自分の心が動く先を見つめましょう。
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