- 仕事の中身や人間関係でモヤモヤすることはありませんか!?
- 実は、「ノート」をひたすら書いてみて、考えを積み下ろしすることが、解決策になるかもしれません。
- なぜなら、モヤモヤ状態は頭に考えがあふれて、ポジティブなことを考えたり、整理したりするキャパがオーバーしてしまっている状態だからです。
- 本書は、ノート思考法で、なんと起業までしてしまった安田修さんによるノート術の1冊です。
- 本書を通じて、自分と向き合う時間の持ち方のヒントを得られると思います。
なぜ、モヤモヤしているのか?なぜ、ノートなのか?
モヤモヤ悩んでいる状態を安田修さんは、「頭にカスミがかかった状態」と呼んでいるそうです。毎日、暮らしていく上で、さまざまな悩みが蓄積して、何をどう考えていいかわからない状態になることは、ままあります。
こういう状態の時には、人生を変えるような斬新なアイデアや、事業のアイデア、あるいは、暮らし方の楽しいアイデアなどを生むことは難しいものです。
なぜなら、頭の中のキャパシティがいっぱいいっぱいになっているからです。この積み下ろしと整理のために、ノートの力を借りてみましょう。
ノートを使ってじっくり考えれば、新しい発想も必ず出ます。能力の問題ではなく、かける時間が重要です。
1 自由な生活は、全てノートから生まれた
安田修さんは、ノートを使って独自に整理することで、それまでなんとなく続けていた会社員生活をやめ、なんと独立起業までなしたそうです!!さあ!みなさんも、ご一緒にぐるぐる回ってるワードをノートに書き出してみましょう。
ノートを使った一人合宿とは!?
時間を確保することが大切です。そのために、合宿・・とまではいかなくても、30分程度のまとまった時間を作って、デジタルデトックスをしながら、ひたすらノートに向き合うことをしてみるのが良いといいます。
一人合宿(30分)のコツは、ノートにひたすら書くこと。とにかく、頭に思いついたことを書くことです。ルールはありません。独自のルールでひたすら考えていること、思いついたことを書いてみましょう。
「考えるテーマ」は次の5種類がいいといいます。
1)将来のビジョン
2)悩んでいること
3)アイデア出し、企画
4)頭の整理、プレゼン準備
5)フリーテーマ
30分であれば、たとえあなたが選んだトピックについて結論らしきことが出なくても、何か一つでも気づきがあれば十分です。
6 これで良いのかな?と迷っても大丈夫
ノートの使い方、意識することとは!?
このノート活用術は、ある意味で儀式的とも言えそうです。自分と向き合う時間を持つための儀式。だから、自分のためにだけできればOKです。そのために、ノートの使い方を決めておきましょう。
- 誰にも見せないと決める
- 正しいことを書こうとしない
- 結論を出そうとしない
- 大量に書く
- 楽しむ
この中で私が、とくに大切だな!と思ったのが次の「正しさ」に関する安田修さんの見解です。
「正しいことを書こうとしない」です。(中略)
10 ノートに書き出すときに意識すること
ノートでは、そういう制約はありません。むしろ「世間はこう考えるけれども私の考えは違う」という部分にこそ気づきがあるはずです。あなたの中にある「狂気」にもスポットライトを当てて、自由に考えられるのがノートの中の世界です。
「狂気」!マッドネス!!みんな、持ってるでしょ!!!叫びましょう。
まとめ
- なぜ、モヤモヤしているのか?なぜ、ノートなのか?――思考の断片が頭の中でぐるぐるしているからです。積み下ろししましょう。
- ノートを使った一人合宿とは!?――30分でもいいので、ノートに思考の中身を出し切ってみることです。
- ノートの使い方、意識することとは!?――自分のための時間です。ノートの使い方・ルールを意識しましょう。特に、「正しいこと」については世間体ではなく、自分の考えを優先させましょう。